此先松倉

不運(ハードラック)”と”踊(ダンス)”っちまう「間の悪い男」「バッドタイミングマン」「運の値がゼロ」「星回りが軌道計算外」「本厄よりひどい後厄男」

TW225の修理計画 その47

日が空いて次のメンテは3月20日

この日のメンテでTWは一応走行可能な状態に持っていきたかったのでがんばります。

 

まずは今回のメンテで交換する予定だった最後のパーツ、チェーンを交換します。

今回は高いの買いましたよ。

いつもD.I.Dのスタンダートチェーン(純正)お値段約1800円ですが、こいつは7776円もする高級品です!

いや、高すぎる…多分モノタロウで約4000円くらいで買いました。

自分のTWの使い方、チェーンメンテでは2万キロの壁を超えるのは難しく、こりゃチェーンをもうちょい良いものにしてみようかと。

シールチェーンを使えってお話はもっともなんですが、非力なTWにシールチェーンを付けると、原付きのスクーターで発進で負けるとかになりかねないのでご遠慮しました。

 

それではいざ作業を。

チェーンカバーを外して、今回はリアのメンテスタンドを使用します。

アクスルナットを緩めてアジャスター緩めます。

アジャスターの数字が大きいほどチェーンを引いているのですが、レッドゾーンがどこからかわからないです。

が、多分4を超えたらもうだめなんじゃないかと思ってます。

 

古いチェーンのクリップをネジザウルスで外して新しいチェーンと合体。

TWはフロントのスプロケカバーがクランクケースと一体なので、そこでチェーンが外れると面倒なことになりますので、慎重にタイヤを回してチェーンを引いていきました。

完全に新しいチェーンが回ったら古いチェーンはお役御免。

分離させて新しいチェーンにプレートとクリップを装着してまずは取り付け完了。

完了のはずだったのですが、写真からクリップを逆向きに付けてる事に気がついた人は相当鋭い。

このクリップを外したり付けたりする専用工具があるのですが、ネジザウルスでも問題なく使用できました。

ただ、ついでに使ったマイナスドライバーでクリップを引っ掛けてみたら、左指に強く刺さってちょっとびっくりしました。

作業用の手袋(軍手ではない)をはめていたので怪我はなかったですが、軍手なら貫通して出血コースだったかもしれません。

 

あとは虎の巻を見ながら整備をしていきました。

タイヤの空気圧を測り、前後どちらとも減っていたので補充。

プラグはまた抜いてみたのですが、オイル臭いですね。

 

そしてTWの鬼門、フォークシールクリップ御開帳。

Oh…Jesus…

相変わらずの状態になってました。

入れておいたシリコングリスは別のなにかに変わってしまったようです。

とりあえずシールクリップを外してチェックすると、サビはありません。

ここは錆びてなければ問題ないので、古いグリスを拭き取り、フォークシールの方は綿棒でグリグリして汚れを取ります。

それからクリップにシリコングリスを塗り、はめ込んでからまたシリコングリスを詰めていきます。

錆びなければいいんです、錆びなければ。

特に左側は停車時の傾きの影響がでかく右より汚い。

 

 

ここからは各部の増し締めを行っていったのですが、見つけてしまったものがあります。

メーターバイザー取り付けボルトとナットのセットなんですが、左右で取り付けが逆になってます。

あとはフロントフォークの取り付けの2箇所。

23N·mで締める場所が緩かったです。

これらは自分が行った作業ではなく、ステムベアリングを外注した時にバイク屋が行った作業でした。

緩いと言っても外れそうってわけではなく、使用したトルクレンチの差…ではありえない感じではありました。

こういうのが出ると非常に不安になります。

安心して整備を任せることが出来ないですね。

 

ショップ運にも恵まれていないので、この先も長く乗る予定のTW225は、見てもらうお店を選び直すべきなのかな、と思ってしまいました。

マフラーから白煙も吹いてるし!

 

CB1100の車検も控えているので、なかなか悩ましいもんであります。