此先松倉

不運(ハードラック)”と”踊(ダンス)”っちまう「間の悪い男」「バッドタイミングマン」「運の値がゼロ」「星回りが軌道計算外」「本厄よりひどい後厄男」

5月30日のツーリング ダウンザベンチ

枕元に置いてある2016年版のツーリングマップル

今はなきページキープ機能が付いている。

寝る前に見ながらルートを探すのが最近の…マイブーム(死語)となっている。

札幌から東へ抜けるルートをずっと探している。

今までは南幌町と長沼町を通り、東側へ抜けるルートだった。

しかし自分はこのルートが好きではなかった。

前回、赤岩青巌峡へ向かう時にも走ってみたけど、やはり苦手。

眠りに落ちる前に、頭の中にうっすらとルートが組み上がる。

いつも避けていたR12をあえて走り、ツーリングマップルおすすめのr30を走り、夕張川沿いのr477で南下する。

道を求めてr462に入り、r59へ。

被災する前も、被災した後も訪れたことがなかった。

まだ走ったことのない道を、どこまでも走り続ける。

r59からr74へ。

再び訪れた赤岩青巌峡。

赤岩青巌峡 15時58分

 

後ろに追い抜いたトラックがいたので、さっと写真を撮って立ち去る。

オートバイから降りさえもしない。

r610で占冠村に到着し、今度は間違わずに北を目指す。

 

そのベンチは、とても感慨深いものだった。

かなやま湖ラベンダー園 ベンチ 17時12分

 

この時点で270キロほど走っていた。

走ってきた道を思い返してみる。

思いもしない良い道ばかりだったという嬉しさと

ここからどうやって帰ろうかという悩み。

 

これ、何時に家に戻れる?

 

不安はなかった。

どう帰るかちょっと考えあぐねていただけで、少し前に見た情報を思い出して決めることが出来た。

道道1030号(ダート)。

約9.3キロ(と地図に記載されている)のダートを楽しんでみる。

いま来た道を戻る勇気がないのだ。

それを楽しむには、自分にはもう少し時間が必要なんだろう。

川沿いのr136もまた素晴らしい道だった。

占冠から高速道路に入って、一気に札幌まで戻る。

途中からずっとオートバイを走らせ続けるだけのツーリングになる。

とっくに日は沈んで、まっくらになってから帰ってきたど、今日は満ち足りた一日だった。

そんな余韻に浸れるほど、走れた一日でした。