TW225の修理計画 その53
TWのリアブレーキがギャン鳴きするようになったので、とうとうリアタイヤを外すことにした。
できればタイヤ交換する時にやろうと思っていたけど、あまりにも鳴きまくりなので外すことにした。
TWのリアブレーキはドラムブレーキなので、ディスクブレーキと違ってパッドを外し、鳴き止めグリスを塗ればよしってわけにはいかない。
アクスルシャフトを引っこ抜いて、タイヤを外して、ブレーキパネルを取らないとダメだ。
ちなみにギャン鳴き症状は2回目で、直すにはブレーキダストの完全清掃しか手段がなさそう。
パークリ1本使い切ってウェスで拭いても直らないので、ブチ切れてブレーキシューとブレーキパネルを風呂場に持ち込んで、たらいの中でマジックリンまみれにして、たわしでワシャワシャしなければならない。
このクソ暑いなか(真夏日・熱帯夜)
とりあえず、汗を滝のように流しながらタイヤを外してみる。
ガレージ内は暑い。
事前に水をがぶ飲みしているのは言うまでもない。
アクスルシャフトがやや固着気味で、錆が出ていたのと
ブレーキパネルの溝が固着していた。
ちょっと引っ張っても取れないレベルでくっついていた。
ここが固着していた記憶は多分ないかな。
受け側はスイングアームにあるけど、やや錆びていた。
どちらも清掃してグリスを薄く塗っておいた。
ここはグリスアップする箇所ではなかったけど。
外したブレーキパネルの裏側とブレーキシューはこんな感じ。
強烈に汚い。
この手の汚れはパークリをかけると流せるはずだけど、なぜかこいつには効かない。
ある程度は取れるけど、パークリ何本使うんですか? となる。
よって今回も風呂場に持ち込んでマジックリンコースになった。
1回目の清掃では白い泡が一瞬で黒くなり
2回目の清掃では灰色になり
3回目でようやく泡の色が変わらなくなった。
ちなみに洗い方は、いきなりマジックリンまみれにして、ブラシでこすりまくる だ。
水はかけない。
マジックリンの威力が落ちるので、いきなりマジックリンがベストだ。
シューもパネルも洗った後は完全に水分を切る。
うちには乾燥機はないが、USBファンの上にラックのようなものをセットして、送風するブツがあるので、それで一晩放置して乾かした。
念の為、組む前にパークリで完全に油分を除去して、パネル裏側のシューの取り付け部分にグリスを塗布。
シューは体当たりで車を破壊できたり、ラダー無しでオフ車を軽トラに積載できる人外じゃないので、畳んでセットして開く方法で取り付けた。
今回はうまくいったけど、過去何度もシューの取り付けで危ない目にあっている。
せっかくタイヤを外したので、スプロケットやスイングアームの裏側をやや清掃してタイヤを組み込んだ。
滝のような汗を流しながら…
久々にタイヤの脱着をやったけど、手順を忘れていてなかなかひどい目にあう。
アクスルシャフトが手でズッポリと入ったのできっと大丈夫。
行った作業を全て確認し直して、ツーリングの前にテスト走行する予定。
もちろん自分がやった作業なので、きっとやばいことになっている可能性が高い。
金のない人は金を貯めてバイク屋へ、金のある人はそのままバイク屋で作業を頼みましょう。
ネジ山舐めたああああぁぁぁ… 線が断線したああああぁぁぁぁ… という悲劇を生まないためにも。