此先松倉

不運(ハードラック)”と”踊(ダンス)”っちまう「間の悪い男」「バッドタイミングマン」「運の値がゼロ」「星回りが軌道計算外」「本厄よりひどい後厄男」

SHOEI Z-7 メガネとの相性悪し

届いてからやや放置されていたSHOEIのZ-7(色はルミナスホワイト)。

本日開封して手に持ってみると、驚くほど軽い。

今使っているのはZ-7の前のモデルのZ-6で、帽体サイズは同じMサイズでありながら、重量は軽くなっている(体感です)。

Z-6を買った時もオープンフェイス並みの重量感で驚いたけど、またこの驚きを感じれるというのが嬉しい。

 

いつもと同じ動作で、いつもと同じ感覚でメットを被る。

ぴったりとフィットする内装。

前後左右に首を振っても隙間は感じられない。

 

なるほど…今かぶっているZ-6はセンターパットがへたっているというのが理解できた。

 

内装もシールドもZ-6と互換ではなくなったので、SHOEIはこの『Zシリーズ』のフルフェイスを一から作り直したことになる。

素晴らしい、ハラショー、、、グラシャス! と叫んでメガネをメットの中にぶち込んだところ、先セルの先端がメットの内側にヒット。

ぶち込んだメガネはいつも使っている度入りサングラスではなく、普段用のメガネだけどテンプルの形状はほぼ一緒。

というより同じメーカーの同じブランドの同じ材質で、同じ人間が使っているのでどれでも同じ結果になるだろう。

 

つまり入らない。

 

自分のメガネは材質が軽量弾性プラで作られているので、やや無理やりねじ込んでも問題はないが(そのためにこの材質にしている)、メットの内側に問題が出そうなのでまずは止めておいた。

ファックコンチクショーと罵ってから、手始めにシールドを外し、チークパッドも外してその中のスポンジを取り出しにかかる。

 

Z-7 チークパッドスポンジ

 

材質はウレタンだったと思う。

スポンジの色が違う、ボコボコになっているのがメガネスリット用に削られることを想定している部分で、色の違うスポンジが丁寧に接着剤か両面テープでくっついていた。

動画では簡単に切っているように見えるが、実際はカッター程度ではまるで切れない。

ハサミである程度切ってからむしるという作業を行った。

その手前のスポンジをチークパッドのカバーから外す作業も難航して、メットにメガネが入っていれば昼から試乗って予定だったが、まあ無理だねという結果に終わる。

 

メガネスリットの加工は正直もう少しどうにかならないかと思う。

本気で丁寧にやりたい人は、リューターの用意をどうぞってくらいだ。

 

 

スポンジをカバーに入れるのもやや難航したものの、チークパッドをメットに装着して再度メガネをインサート!

 

結果は…入らない…

 

 

なんでだよコンチクショー! と思うも答えは簡単で、別にメガネスリットの部分に当たっているわけではなく、先セルが当たっているのはメット内側の後ろの内装だ

コンタクトレンズは無理だ。

それが可能ならとっくに選択している。

というわけでメガネの先セル部分を加工する事になった。

 

とはいえそんなに難しいわけじゃなくて、自分のメガネは先セル部分を自由に曲げれる作りなので、メットに入るように曲げてしまえばいいだけ。

先セルの形状がやや真っ直ぐになっていたので、『Jの字』になるようにギューッと曲げてやる。

へし曲がれコンチクショーという具合に。

 

そして無理くりテンプルを捻じ曲げながらメットにぶち込むと、ちょうどいい感じなるという次第。

 

 

お陰でテンプルはキレイに折り畳めないメガネになってしまいました。

以前これち違うメガネで、先セルが自分で曲げれないメガネだった時は、メガネ屋でメット被りながら調整してもらったのを思い出しました。

 

Z-7は通販でも正規販売店のウェビックで、自分は動画を最初から最後まで見て買いましたが、自分のようなライダーは頭のフィッティングもですが、メガネのフィッティングも考えて買わないといけませんね。

数年ぶりに買ったのでそのことをすっかり忘れてました。

今のメガネはどれもZ-6使用中に購入したので。

 

そう、どうしてもメガネが合わなければ、合うメガネも買わなければならない。

そんな悲惨な現実に合わないためにも、次は実店舗で買おうと思いました。