此先松倉

不運(ハードラック)”と”踊(ダンス)”っちまう「間の悪い男」「バッドタイミングマン」「運の値がゼロ」「星回りが軌道計算外」「本厄よりひどい後厄男」

iNSPiC RECの運用方法

前回

 

アプリのレビューにある通り無線接続での運用は絶望的だった。

自分は繋がらないという問題は発生しなかったが、繋がるまでの時間が長すぎる。

スマホBluetoothをONにしてカメラのダイヤルを無線接続にしてアプリを起動してしばらく待つと接続される。

そこから無線接続で撮影となれば今度はWi-Fiで接続も加わるのでさらに厳しい。

なので無線での運用をはじめから考えている人はこのiNSPiC RECを買うのは止めた方がいい。

最初にカメラの設定をやらなきゃならないので、どうしてもスマホとの接続は避けられない。

設定を確認しようにもカメラ本体にはディスプレイがないので確認しようがない。

あるのはせいぜいインジケーターランプだけ。

バッテリー残量もわからない!

バッテリーが尽きそうになるとインジケーターが赤くなるというくらいしか覚えていない。

スマホと接続すると残量が数字で表示されるけど、繋ぐだけで結構バッテリーを消費するので注意が必要だ。

BluetoothWi-Fiの同時接続なのでカメラ本体のバッテリーはモリモリ消費されていく。

 

写真の画質の方はどうなんだって話になると、これまた難しいという話になる。

試しに夜間の薄暗い街灯しか無い真冬の北海道の写真を撮ってみたが、暗い上に手ブレがひどい写真が撮れていた。

明るい場所でも撮ってみたけど写真はやや暗く撮れる傾向にあるらしい。

ZenFone3がそんなカメラだったので、ズームのないZenFone3と思えばそこそこ。

つまりせいぜいスマホカメラ程度の写りでしか無いが、これはわかっていたので問題がない。

カメラ本体を撮影しているSO-02Hのカメラよりもダメかもしれないという性能だけど、それは知っていたので問題はない。

 

気に入ったのは手触りと質感。

ほぼ全ての部分が滑り止め加工されており、材質自体もゴムなので持っていてもスルッと落ちていく心配がほぼない。

ポケットから滑り落ちる可能性も相当低いだろう。

ポケットからスルッと落ちていったスマホの事を思えば、この滑らなさは大変頼もしい。

 

撮り方はまだイマイチ掴めていない。

ファインダー兼カラビナ部分の使い方はこれから撮影を重ねなければわからない。

撮った写真をその場で確認できるスマホと違って、何が写っているかすぐにわからないのだ。

シャッターを切っても何が写っているかお楽しみ。

ちなみに最初の写真はなぜか縦で写っていて困惑した。

横向きで撮ったはずなのに縦で写っていたのだ。

 

そして撮った写真の扱いだが、これは無事に解決した。

無線接続が絶望的なので有線接続しかないが、今は便利になったGoogleのバックアップと同期で簡単にGoogleフォトにアップロードできるようになっていた。

バックアップと同期をインストールしておけば、有線接続したカメラ内の写真はグーグルフォトにそのままアップロードされる便利な仕組みになっていた。

これなら32ギガのメモリーカードパンパンに撮ったとしても線さえ接続してしまえばいい。

有線接続でファイルの運用を色々考えていたけど、これで解決してしまった。

 

オートバイに乗っている時の撮影はまた今度。