オリオンを見つけたよ
昨日1月28日の夜は大変に冷え込んで気温が氷点下10度を突破した。
自分が外にいた時はまだマイナス7度くらいだった。
マイナス7度のやばさは何度か書いたかもしれないが、この気温から寒いより痛いと表現したほうがいいと思っている。
実際に外気に露出している顔面は痛いし、吸い込む空気は冷たすぎて胸も痛い。
黙って立っていればやってられなくなるので足踏みする始末だ。
なお、この気温でスーパーカブを走らせて革ジャンの表面が凍結した事がある。
そんな寒さの中で何をやっていたのかと言うと天体観測をしていた。
この日は寒さの原因が寒波の到来ではなく放射冷却によるものだったので、久しぶりに空は晴れていて星がよく見えた。
オリオン座のベテルギウスが超暗くなって超新星爆発するかもしれない
そう報じられたのは今月の頭くらい。
オリオン座は自分が覚えている数少ない星座。
つまり見つけやすく覚えやすい。
ベテルギウスは知らなかったけど、赤いやつだと聞いただけでどれか理解できた。
見たい。今すぐに見たい。
そう思っていたものの空は曇り空が続き、ようやく見れたのは今月の下旬。
この日より少し前だった。
いつものように激安販売している自販機でコーヒーを買って右手方向にあるはずのオリオン座を探したが見つからない。
なんでだよ!?
なんでもだよ!というわけではなく、ひと月ぶりくらいに空を見たので星座が移動しているだけだった。
自販機の目の前に北斗七星があり、オリオン座は自販機の後ろの方に移動していた。
疲れ切った自分がいつも夜に見ていた星座の配置はこれだ。
今年よく見ていたと思った配置は12月の星座の配置で、ずいぶん派手に移動するのだと感心させられた。
余談だが今はスマホのアプリで星座が見つけやすくわかりやすい時代で、晴れていればプラネタリウムに行かなくても天体観測が楽しめる。
異性の肩をそっと抱いて星座の位置を教える時代は過去のものとなったのかどうかはわからないが、5千円の中古スマホでオリオン座を探すことは容易だった。
発見したオリオン座のベテルギウスは確かに暗くなっている。
ニュースで騒がれた後は続報がなかったが、SNSでは今でも話題になっているようで暗いままで間違いないらしい。
ベテルギウスがわかったあと12月によく見ていた星座の位置がどのくらい変わったのかと調べていたが、寒さにやられてやってられなくなり退散した。
そんな寒さが今年は続かず翌日の昼には1度位まで気温は上昇。
今日も暖かくて季節外れの風が吹いていた。
この時期はほぼ北西の風しか吹かないが、たまに南から風が吹くと暖かくなる。
気温は上がり雪ではなく雨が降り、重たい雪が降ることも。
これからあす30日(木)夕方にかけて東部では #大雪 に要警戒です。
— UHBお天気チーム (@uhb_otenkiteam) 2020年1月29日
道東は午前中がピークで最大60センチ、オホーツク海側は #紋別 で70センチの予想で、
あさってにかけてさらに増える見込みです。#猛吹雪 による交通障害や停電などにも警戒してください。#uhbお天気チーム #北海道 #防災 pic.twitter.com/bwqwW4Hm69
30日の 札幌は最高気温が2度で降水確率は100%となっている。
降雪の数値は明日の夕方かけてと言ってるので多分24時間降雪量だと思うが、道東はこれで雪不足が一気に解消されるような数字となっている。
どっしゃりなのかべっちゃりなのかはわからないが、スキー場が喜びそうなふわふわの雪は降らなさそう。
3センチの降雪で都市機能が消失する雪の降らない地域と違い、知事が自衛隊に災害救助要請を出すレベルでも出勤しなきゃならないのが道民の辛いところ。
明日は少し早めに出ようと思われます。