此先松倉

不運(ハードラック)”と”踊(ダンス)”っちまう「間の悪い男」「バッドタイミングマン」「運の値がゼロ」「星回りが軌道計算外」「本厄よりひどい後厄男」

中央線寄りで走らない

オートバイを走らせる上で自分の中で残り続けている言葉がいくつかある。

 

 

まだ砂利BOYだった頃に先輩であり友人でもある人物から言われた言葉。

車は絶対に出てくる。絶対にだ。

道路脇から合流しようとしている車、交差点で右折しようとしている車とか。

オートバイに対しては待ってくれない、全て出てくるものとして対処しろ、と。

言われた通り対処したお陰で今でも生きのびている。

一度こちらを視認しているのに目の前で出てきてブレーキを掛けるヒマもなく転倒させられたのと、車体右後ろ、死角から突っ込まれたというのがあったけど、どちらもそんなに大事にならずに済んだ。

思い出したらどちらもカブに乗っている時だったので、これを読んでカブに乗っている諸兄は車の飛び出しにご注意願いたい。

車を運転している人の中には恐ろしい事に、相手がオートバイだからいいと思ったと本気で言う人達が冗談抜きで存在する。

ここで言ういいと思ったという言葉が指しているのは状況的にいいのではなく、法的優先権があるということ。

直進車がオートバイであれば右折車の車のほうが優先されると本気で思っている免許所持者が一定数実在するのだ。

そんなわきゃないだろうと一笑に付されるかもしれないが、それで空中をぶっ飛んでいくライダーにはされたくない。

対向車線の右折待ちの車に気をつけて交差点に侵入したら、左から信号無視の車が突っ込んできてジ・エンドしたという映画みたいな話もあるので、最後に物を言うのは運かもしれないがそういう話を上げるとそもそもオートバイを走らせられないので、まずは可能な限り用心するという事でよろしいかと思う。

飛び出してくると決めつけるだけで20年くらいは生きのびれたので、今後も同じ様に決めつけて走りたいと考えている。

 

 

 

1人で走るのと2人(以上)で走るのは別の事だということ。

v7yukikaze.blogspot.com

 

自分の中で未解決だった出来事を解決してくれた記事。

自分の中でうまくまとまらなかった答えの欠片が記事の中にあったから。

とにかく、ひとりで走ることと、
二人以上で走ることとでは、モーターサイクルという乗り物を使っている
という共通点はあるものの、
まったく違う経験なのだということを、僕は胸に刻んでいる。 

 自分も胸に刻ませてもらった

 

 

 

 

自分の中で確信に至った言葉がある。

タイトルにある言葉がそれなんだけど、中央線寄りで走らない…死ぬぞ。 という物騒な単語がセットになっている。

常時やや中央寄りで走行し、コーナーの時だけ中央線を逸脱して走る車。

常時センターラインを踏みながら走行し、コーナーの時はもちろん逸脱して走る車。

常時センターラインを逸脱して走る車。。。もいる。

 

車線逸脱走行をする車の中には対向車が車なら元の車線に戻る回避行動を取るが対向車がオートバイでは回避行動を取らない車がいるのだ

こういう車と遭遇した時にオートバイが中央寄りで走っていると接触する。

危ないのは右コーナーの時だけではない。

上記のように常時逸脱して走行している車もいるためだ。

 

そして実際に事故になったケースでドライバーが言った台詞に衝撃を覚えた。

 

オートバイだから避けると思った

 

中央線寄りで走らない、車は避けない…死ぬぞに変更しておこう。

義務の話をする前にまずは避けないと空中を飛んでいくのは自分たちライダーだ。

 

車線逸脱走行をする車が目立つように感じ始めたのはここ5年位で、ツーリングに行けばほぼ毎回何台も見ることが出来た。

ここ2、3年は減少傾向にあると感じるが、車線逸脱防止装置が普及しているためか自分が遭わないだけかはわからない。

車はみんな自分に向かって突っ込んでくるミサイルだと思ったほうがいいのかもしれないが、願わくばそうじゃない円滑でゆとりある交通状況でオートバイを走らせたいと思う。