PCの不具合
PCを休止状態から起動するとすぐに休止状態に戻ってしまう事が2日続いた。
電源を入れ直すと普通に使えたので特に問題はなかったが、放置するとめんどうになる予感がしたので原因を調べてみる。
PCはラップトップ、所謂ノートパソコンタイプで電源はリチウムイオンバッテリーを常時給電して運用している。
となると最初に思い浮かぶ原因はバッテリーが死亡したというものだ。
WinXPのサポートが終了するのでPCを買い替えた、という時期に購入したのでバッテリーがお亡くなりになっても不思議ではない年月が経過している。
スマホのバッテリーならすでに1日持ちませんというぐらいに劣化しているだろう。
タスクバーに表示されているバッテリーアイコンにポインタを置くとバッテリー残量は0%(直接電源)という表示になっている。
え? というのが正直な感想だった。
続けて これ、バッテリー完全に死んでる…というよりバッテリーを認識してないのか? という考えに至る。
困った時はまず再起動の原則に従い再起動。
そして状況は変わらず、バッテリーの表示は同じままだ。
もう一度再起動を実行してみても変わらず。
これはやはりバッテリーが完全に死んでいるのか、と思ってPCを購入したメーカーのサイトで交換用のバッテリーを探してみるも取り扱いがない。
そんな馬鹿なはずはないだろうと思ったが、マウスコンピューターでは予備バッテリーの取り扱いはやっていないらしい。
社外品で取り扱いはあったものの、お値段は1万円以上と結構高額。
持ち歩くことのないラップトップで、バッテリーの扱いがUPS(無停電電源装置)なので一度電源線を抜いてUPSの電源に接続してみることにした。
※なお、我が家では電子レンジの起動で必ず瞬間停電が発生するのでUPSは必需品。
以前の部屋ではボイラーを使用すると瞬間停電が発生してモデムとタワー型PCをダメにした過去がある。
当時は原因不明の故障だったがUPSを導入して原因が判明した。
電源線を引き抜くとPCはローバッテリー状態になりすぐに安全に停止できるよう強制終了の措置が取られていた。
バッテリーが機能していないのは本当らしい。
もう一度電源を入れて久々にPCをシャットダウンさせて電源線を抜く。
UPSの電源にラップトップの電源を接続しPCを起動させる。
これでUPSから電気が常時供給されるので瞬間停電にも耐えられるようになる。
しばらくはこれで凌いでバッテリーをどうしようかと思っていたが、確認のためにバッテリーアイコンにポインタを置くとバッテリー残量が表示されている。
あれ? と思ったが間違いではない。
ちゃんとバッテリーを認識している。
放っておくとバッテリーは充電されて完全充電になり、電源を抜いてみるとバッテリー駆動に切り替わった。
原因不明のまま症状は改善したというヤツだ。
電源線を抜いたのがよかったのか久々にシャットダウンさせたのがよかったのか、とりあえず直ればなんでもかまわないと思ったが、PCに関してはそろそろ予算を組んで後継機の選定に入ったほうがいいかもしれない。