4月24日のツーリング ニセコパノラマライン
2日前から雪が降り続いていた。
時折強く降るけど積もることはなかった。
札幌では…
道北や道東、峠などでは積もった所もあった。
24日開通予定だったニセコパノラマライン。
前日は雪が積もったらしくきっと開通はしないと思っていた。
しかし、予定は余程のことがない限り変更はしないらしい。
踊る『全 線 開 通』。
開かれたゲート。
寒い。
雪は降る。
路面は凍結してるかもしれない。
自粛しろ。
死にかけている。
明日が見えない。
岩内側は晴れていたけど蘭越側へ進むにつれて雲が多くなる。
路面はほとんど乾いていたけど、蘭越側のコーナーがキツイ部分辺りから大量の融雪剤が散布されていた。
一番下の写真の路面が白いのは雪でも氷でもなく融雪剤だ。
今年は雪が少ない。
そう思って過去の写真を見てみると、そんな事はなかった。
どうも過去の印象的な部分だけが強く思い出されて、それが自分の中のニセコパノラマラインとして出来上がっているらしい。
両脇に雪の壁。
暖かくなって葉が出始めた木々とまだ残る白い雪。
いつの年だったか忘れたけど、雪が多いか寒さが続いた年の事なんだろう。
今日はここ、ニセコパノラマラインと道道604号を走る事だけが目的。
時々、ロードセーリングと言えるほど滑らかにオートバイを走らせる事が出来ることがあるけど、今日はまさにそれだった。
でも雪が降ってくるので遠くまで行かない。
パノラマラインを走り終えて、蘭越から国道で帰ってくる。
余市から東は曇っていて、西は晴れていた。
R5の途中の小沢で少し道路探索をしていた時も曇っていたので、本格的に晴れたのは稲穂峠を越えて仁木に入ってから。
余談だけど…こごうせん、英語だとオーバーパスの漢字が出てこない。
ここで言うオーバーパスはアンダーパスの対義語だけど、立体交差とはちょっと違った代物。
元は旧道があったけど新道が出来てそれがオーバーパスになったような道で、小沢の他に特徴的なのは伊達市大滝の優徳こごうせん。
いつか調べたいと思いながら走り過ぎてしまうので、小沢の方は今日調べてみたけど、調べていたら小沢神社に辿り着いた。
神社周辺にも興味深い物があったけど、神社から先の道がr604に繋がっているのも興味深かった。
この道は知っていたけど知らなかった道の一つ。
自分の命数が尽きなければ道路探索をしたいけど、その時がいつ訪れるかわからない。
時々思い出したようにふらっと逸れて探索してみるのもいい。
それは道路を滑らかに走るのと同じくらい魅力がある。
塩まみれになったオートバイを水浸しにして今日はおしまい。