此先松倉

不運(ハードラック)”と”踊(ダンス)”っちまう「間の悪い男」「バッドタイミングマン」「運の値がゼロ」「星回りが軌道計算外」「本厄よりひどい後厄男」

CB1100乗り出し前メンテ その2

今日はオイル交換。

入れるオイルは前回紹介したヤマルーブのプレミアムシンセティック。

オイルフィルターも交換でフィルターは買い置きしてある純正フィルターの最後の一個を使う。

 

 

 

オイルフィラーキャップを外して17ミリのオイルドレンボルトを外す。

ドレンワッシャーがバイク本体側に貼り付いて剥がれなかったのでマイナスドライバーでつついたらオイル受け皿の中にぽちゃる。

ぽちゃるのはいつもの事なので気にしない。

むしろぽちゃらない事の方が珍しい。

 

ある程度オイルが抜けてきたらフィルターレンチを使ってオイルフィルターを外す。

今回は固かった。

手締めしかしてないオイルフィルターなのにかなり固かった。

レンチじゃなくてフィルター用の皿を使うか?と思うほどだったけど、何とかレンチで外す事に成功する。

 

 

寒いガレージの中で硬い(15W-50)オイルを抜いているのでなかなか抜けきらない。

ドレンから『ポタッ…ポタッ…』というくらいまで抜くのが自分流なんだけど、『ツーッ』とオイルは流れ続ける。

これをやっていたのはもう夜中で、それも出張から帰ってきてやっていたので明日に回すことにした。

 

 

 

翌日ドレンを確認するとオイルはもう垂れてこない。

通常のオイル交換ではまだ抜けきらない内に交換してたけど、たまにはこれくらい抜くのもいいかもしれない。

 

オイルフィルターの縁にオイルを付けて手で締めれる限界まで回す。

新しいドレンワッシャーを付けてドレンボルトを確実に締める。

以前にドレンボルトを締めないままオイルを入れた事があったので…

 

初使用となるヤマルーブのプレミアムシンセティック(以下プレシン)を開封してオイルジョッキに移す。

色は薄い茶色で、大量に下剤を飲んで出てきたアレに極めて近い色で微妙な気分になった。

そして柔らかくて滑らかな感じがする。

 

寒い時期のオイル交換作業は結構キツイ。

寒いとオイルが硬くなかなか入っていかず、長時間同じ体勢でじっとしているので腰によろしくない。

オイルジョッキの中身を見ながら「早く!早く流れろ!」と念じてしまうほどに。

それがプレシンにはほとんどなかった。

気温が低くても流動性が損なわれないらしい。

 

 

 

CB1100のフィルター交換時のオイル量は3.9リットル。

いつもだと3.7リットルくらいでちょうどいいので今回もその量を入れてみる。

入れてからバッテリーを取り付け。

2年目のスーパーナットSTZ14Sは…

まあまあな電圧。

1年で確実に劣化した数字が出た。

とりあえず3年持てばよいという感じなので来年も使えれば今の所大丈夫。

来年使えなかったら台湾ユアサの方がコストパフォーマンスに優れるって事になるので、ダメになったら台湾ユアサを買おう。

 

セル一発でエンジンは何の問題もなく始動した。

どこからもオイルは漏れてないし煙も出ない。

アイドリングがすごく滑らかだ・・・・

6万9千キロも走っているCB1100の空冷エンジンは冷えている時のアイドリング時にタペット音が結構するんだけど、オイル交換してその音が消えた。

 

ヤマルーブ・プレシン驚きの効果

 

圧倒的じゃないか…プレシンは…という心の声が聞こえてくるが、まだ走り出したわけじゃないので効果の程はわからない。

でもこれは期待してしまう。

UTCカストロールの偽合成油とは明らかに違う音がするので期待してしまう。

 

 

アイドリング後にオイルレベルを確認するとかなり足りてない。

3.9必要な所を3.7しか入れてないのでこれが普通なんだけど、オイルがドレンから垂れてくる状態だと3.7でもちょうどよかった。

バイク屋で交換を頼むと1日かけてオイル抜きましたとかは当然出来ないので、多分いつもの自分と同じように交換するだろう。

多く入れると抜くのは大変だけど少なく入れて足すのはそうでもないので、100ミリ追加で様子を見る。

3.8にしてアイドリング後に確認するとロアレベルくらいまでは増えた。

ということは珍しく規定量が入りそうだということで3.9リットル入れてみる。

 

アイドリング後に確認するとちょっと足りてない…

 

これは手持ちのカップやジョッキのメモリがあまり当てにならないというのと、容器を移し替える度にちょっとずつ減っているという要素が絡んでいる。

最後に50ミリほど足して完了。

 

 

 

オイル交換とバッテリーの取り付けしかしてないのにすでにかなりの時間が経過してしまう。

これでもあとはタイヤに空気を入れてチェーンルブ(今回はルブを使う)を差せば走ることは出来るんだけど。

あ、途中アイドリングの合間に自転車のチェーンも清掃しておいた。

自転車はフロントブレーキの効きが甘いので早急にバイク屋に持っていかなければならない。

バイク屋なのに自転車もやっているので自転車も診てもらえる。

自分ではやらない。

自転車は一度ばらして元に戻せないほど破壊した経験があるのでショップに丸投げだ。

特に電アシ自転車は漕ぎ出しからすぐにトップスピードに到達するのでブレーキの効きが弱いと何かに突っ込む事になる。

プリウスと同じ…というわけじゃないけど。

 

どのみちCB1100の車検で自賠責をかけないとダメだったりと、ショップに顔を出す用事はあるので近い内に…

 

次にメンテは極悪の対向4ポッドブレーキピストン☓2の清掃作業とブレーキ&クラッチフルードの交換でござる。