此先松倉

不運(ハードラック)”と”踊(ダンス)”っちまう「間の悪い男」「バッドタイミングマン」「運の値がゼロ」「星回りが軌道計算外」「本厄よりひどい後厄男」

10月8日のツーリング 真狩村

今日は余市町道道755号、たがわはしの上から開始。

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岩内町金刀比羅神社を訪ねて真狩村へ向かうというのが今日の予定。

真狩村から先の事は着いた時間次第で決めようと思っていた。

最初の目的地が岩内町という使い慣れない目的地だったので、ルートをうまく考えれなかったため…とも言える。

夏場なら問題ないルートをいくつか考えたけど、秋だとどれもしっくりこなかった。

海はもういいし、かといって山の中を走り回りたい気分でもなかった。

 

 

 

r755のまだ早い秋を見て、然別で国道に合流する前に然別神社に寄る。

寄ったことがあると思っていたけどGoogleのタイムラインに記録がなかった。

 

稲穂峠を越えてR276へ。

今日は上のR276で岩内町へ。

目的地の金刀比羅神社のカエデはまだまだという次第。

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まだまだというか黄色くなっている。

これはもしかして赤くならずに落葉してしまうパターン?

夏の少雨の影響でこのパターンで落ちてしまってる木が多いけど、ここももしかして…

神社の前に人がいたので訊いてみればよかったのかもしれないけど、もちろん聞かないで後にした。

また今度自分で確かめる。それでイイ。

 

 

 

 

岩内町からr604で倶知安まで走って真狩村を目指すか。

それともr66のニセコパノラマラインを走って行くか。

どちらでもよかった。

空の高いところに雲がいくつも浮いていて、空が高い。

ただ羊蹄山だけが雲を捕まえていたので、羊蹄山麓コースじゃなくてニセコパノラマラインにしてみただけ。

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神仙沼は激混みだった。

わかっていた。

どのみち寄る予定はなかった。

道路が空いていたのは僥倖だったけど、写真の時間を見たら12時27分。

どこで何を食べたのかも思い出せないような自分と違い、みなは昼食を楽しんでいるという時間だ。

 

 

いつもの癖でパノラマラインを走って国道まで出てしまったので、戻るのもアレだったのでそのままR5でニセコまでいって真狩村へと向かう。

おトイレ…と思ってニセコビュープラザに寄るとこちらも激しく混んでいた。

そろそろハロウィンが近いのでそこらじゅうにカボチャを設置している。

色んな意味で苦笑した。

コロナの前はもっと多くの人がいたはずで、その時も人が多いのは苦手だったけどさらに苦手になっていた。

 

 

 

 

秋になって葉が落ち始める時期に森に入ると、どこからともなく甘い香りがする時がある。

花のような鮮烈な香りじゃなくてねっとりした香り。

焼き芋かよ! というツッコミが入りそうだけどそんな感じの甘い匂い。

その正体を確かめたくて真狩樹木園にやってきた。

香りの正体は多分カツラの葉の香りだという事まで当たりは付けていたので、思い出したカツラ並木のこの場所までやってきた次第。

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正体は予想通りカツラだった。

そして誰も人はいなかったので一時間ほど園内をじっくりと回って楽しんだ。

どんぐりに打たれたり

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池に見惚れたり

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真弓

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栃の実

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風が吹いたら落葉松の葉がバラバラと落ちてきたり、手のひらサイズのジャイアントマツボックリが落ちていて驚いたり。

まだ紅葉がそんなに進んでいないけど、今日は陽の光が強く歩き回るにはやや暑かったけど風が吹いていて散策には向いていた。

だからゆっくり回って小一時間も楽しめたのだ。

 

 

真狩村のセコマで買い出ししてもう一箇所。

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真狩河川公園(細川たかし像)

 

公園のトイレと駐車場はよく利用するけど、公園自体は訪れたことがなかった。

真狩川沿いに大規模に造られた公園をそのうち散策しようと思い、時が来たという次第。

全周してみると30分くらいかかった。相当デカイ公園だ。

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赤線で囲ってる部分が公園該当部分。

 

 

 

散策路が用意されていて何箇所か渡河点がある。

道道の反対側まで散策路があるのは何となく知っていたけど、予想以上に長かった。

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散策路を歩いている途中から造園するのに何億の金がかかったのかとか、この規模の公園をこれだけ綺麗に維持するのに毎年どれほどの予算が計上されているのか、とか。

もうちょっと樹木園の方にも金を回して木に巻き付きまくってる蔓植物を駆除してくれとか、ろくでもない事を考えていた。

批判的な事を書きたいわけじゃなくて、そういう裏の部分の事を考えるというのも自分の公園の楽しみ方だと書きたかったわけだ。

貴様はろくでもないやつだという意見は間違っていない。

 

ちなみにこの規模と程度の公園が札幌にあったなら毎日人でいっぱいの公園になるだろう。

真狩村のこの場所にあるから自分のような人間が、平日のよくわからない時間帯に歩き回れる。

だからこそ素晴らしい。

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遊具やベンチの類はすでに冬支度が済んでいて利用はできない。

 

 

 

 

オートバイにあまり乗らず、散策に時間を使うというツーリングは自分には珍しいけど、たまにはこういうのも悪くない。

元々歩くのは好きなので向いているんだろう。

 

 

 

 

羊蹄山麓を道道で回って赤井川村まで戻って今日はおしまい。

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