此先松倉

不運(ハードラック)”と”踊(ダンス)”っちまう「間の悪い男」「バッドタイミングマン」「運の値がゼロ」「星回りが軌道計算外」「本厄よりひどい後厄男」

不眠症が治った話

2017年のGWから症状が出始めたのは記憶していたけど、記録を調べてみるとそれよりも前に薬が処方されていたので間違っていたらしい。

 

平成28年(2016年)4月4日に、現在のかかりつけ医に睡眠薬を処方してもらったのが一番古い記録。

眠れないという自覚症状はその随分前から持っていたらしく、病院に行く前の時点で4ヶ月ほどまともに寝た記憶がないと言っていた。

というわけで記憶はかなり怪しい。

 

それでも覚えているだけ記録していこう。

 

 

自分の不眠症は初期の頃は眠れないというものではなく寝ている途中で起きる中途覚醒が主な症状だった。

今まで寝ている最中に夢を見ることはあまりなく、たまに見るとほぼ悪夢というものだったけど、毎日夢を見るようになりそれが揃って悪夢で途中で起きるという状態が毎日続き、連日寝た気がしないという日々が続いた。

 

その状態が続くと眠ることそのものに抵抗を覚えるようになり、睡眠導入そのものが難しくなった。

こうして眠ることも出来ず、寝てもレム睡眠に入った段階で夢で起こされるという状態が完成。

2日間の睡眠時間が4時間(寝れない限界に到達して気を失うように眠っても4時間位で起きた)という状態になったので睡眠薬の処方を求めて近くの内科へと向かった。

睡眠薬というと心療内科とか精神科での処方と思われがちだけど、そこらへんの一般的な内科でも症状も話せば簡単に処方してもらえる。

 

最初に処方されたお薬はルネスタ3mg。

普通は一番最初に処方される睡眠薬の定番といえるマイスリーが処方されるはずなんだけど、自分はマイスリーをすでに飲んでまったく効果がなかった過去があったので事情を説明し、違う薬の処方を求めたためルネスタとなった。

ネスタリスミーも効果時間が短いもので、所謂眠りにつけない症状をどうにか出来るタイプのお薬。

 

 

これで眠れない生活ともおさらばだあ!

という感じで服用して眠りにつくことには成功したけど、中途覚醒の症状は一向に改善しなかった。

50日くらいその状態を続けたあとに先生に症状の説明をおこなって、寝付きの悪さよりも寝ている最中起きないようになりませんかねってことで、追加でリスミーというお薬が処方される。

 

ネスタリスミーの2種類を寝る前に飲む。

リスミーは効果時間がやや長いお薬で、一度目のレム睡眠を遠くに出来るか、レム睡眠時下でも起きないようにする事が可能となっている。

 

これは効いた。

もしかしてリスミーだけでもイケるんじゃないかと思ったが、単体でテストしてみると眠れなかったので同時服用じゃないとダメらしい。

 

そこから去年の11月の末日まで、ほぼ毎日服用する生活を送っていた。

11月の末日から飲まなくなったのは仕事のシフトが原因で、月末に病院へ行けるシフトがなく薬が切れてしまったため。

飲まないと眠れないんだろうなという思いのままに、1日目は予想通り眠れず。

わかっていたので布団の中で目を閉じて朝になって仕事へ。

頭はややボーッとしているけど、体の方は問題なし。

これはわかっていたことで、眠れなくても体の方は休養を取れているから。

 

そんな感じで2日、3日と過ごすとある日問題なく眠れるようになる。

変な夢は見ない。

ただ、トイレで起きる頻度があまりにも多くなった。

多いときで5回とか起きるとさすがにやってられない。

薬を飲むとトイレで起きることもないので、夜間頻尿で困っている場合でも睡眠薬は有効なのかもしれない。

 

薬なしでも眠れるならそれに越したことはなし。

というわけでそこから相当困った感じにならない限り薬なしで眠るようになった。

 

 

 

調べると多くの情報媒体で書かれているように、眠る前に考え事はしないほうがいい。

特に不安になるようなことを考えながら眠りにつくと睡眠が阻害されたり質が大幅に低下する。

もう一つは眠れないことをある程度諦めること。

特に若い頃はよく眠れた人でも、加齢に伴い睡眠時間が減少、自分のように頻尿なんてケースで途中で起きちゃうよということもある。

それらは仕方ないこととある程度織り込んで眠ると、速やかにトイレを済ませてまた眠ることが出来るようになる。

 

どれもこれも難しいとなればお薬の出番になるし、睡眠薬は止めれないという情報はデマなので飲み始めても大丈夫。

 

 

長患いしてたものが一つ治ってよかったよかった……