戦争状態
ウクライナで戒厳令が布告されたという報道を見て佐藤大輔先生の地球連邦の興亡を思い出した。
そうね。ロシア語ではなく、ポーランド語で説明するのが良いかも。ポーランド語で戒厳令にあたる言葉は”スタン・ヴォイエンヌィ”よ。少なくとも融合英語や日本語にはそう意訳されるはず。でもね、実際にはもっと荒々しい言葉なの」
「どんな意味なのだ?」南郷が訊ねた。
ミハイロフは魅力的な微笑とともに答えた。
「戦争状態」
地球連邦の興亡4より
なお、治安維持を名目に軍を派遣する手段は非常によく使われてる。
それにしてもこの侵攻が成功しちゃうと色々と不味い想像が現実的になる恐れがある。
真っ先に思い浮かんだのは台湾だ。
中国が台湾を自国領だと強硬に主張して軍事侵攻しても誰もどこも止められない可能性が大きくなる。
台湾だけでじゃなくロシアと中国相手に領土問題やってる国は、多分この侵攻の行方を真っ青になって見守っている可能性があったりするはずだ。
プーチンときたら黙らない奴らはツァーリ・ボンバで黙らせる的な発言まで出しているので期待してる。
今の所反応弾を高層大気圏で爆発させる電磁パルススプラッシュを防ぐ手段はないので、やらかすのではないかと期待してる。
誰かのセリフじゃないけど、21世紀にもなって赤軍の侵攻戦争がおっぱじまるなんて思いもしなかったぜには同意見だ。