地震と両面テープとセメダインと無線充電器
おい緒崎、タイトルにまとめて混ぜるのはやめろという苦情が入りそうなんですが、まあいいやということで。
昼番から帰宅してご飯を作っているとなんだか窓がガタガタと長い時間鳴っている。
外は風でも強いのかと思ったらそんなことはない。
ちょっと前に窓の外に不審者が出たっていうんで、そっと窓を開けて確認したのだけど人影ももちろんなかった。
そいじゃなんだって思っていたらiPhoneから嫌な音がなった。
ピロローンって感じの嫌な音。
そいつはアプリの災害通知用の着信音。
音の大きさからして自分の地域は直撃箇所じゃない。
地震だ。それはすぐにわかった。
そして嫌な思いでいっぱいになった。
あの揺れの長さならどこかで大きな地震が起きた可能性が大きい。
予感 嫌な方に大的中
【地震 23:36】
— 特務機関NERV (@UN_NERV) 2022年3月16日
[震度6強]宮城北部、宮城南部、福島中通り、福島浜通り
[震度6弱]宮城中部
[震度5強]岩手内陸北部、岩手内陸南部、山形村山地方
[震度5弱]青森三八上北、岩手沿岸北部、岩手沿岸南部、秋田内陸南部、山形庄内地方、山形最上地方、山形置賜地方、会津、茨城北部…
文字情報だけで311の映像がフラッシュバックしてさっき食べた魚肉ハンバーグがリバースしそうになる。
お祈りする以外に自分ができるのは情報収集用ツイッターアカウントで流すだけ。
流すだけでイイ。
ツイッターはどこよりも速い地震速報なので、タイムラインを見たらヤバいかどうかの判断が即座につくようならそれでいい。
テレビのテロップよりも2分近く速かった時もあるので、ただ地震情報を取得するためだけにツイッターをやるのは間違いではない、と自分は言える。
大地震食らってブラックアウトした時もツイッターに助けられたので、意外にも災害向きのSNSなのかもしれない。
呑気の文章を書いていられるのは地震が大災害に繋がらなかったからで、一番の被害はトーキョーの停電かと思われる。
発生から2時間ほどで約200万世帯から80万世帯まで復旧。
よその県でも停電してるんだけど、トーキョーよりもずっと過疎っているので件数が10万程度。
ただ、トーキョーよりもずっと揺れた箇所では復旧に時間がかかるかもしれない。
心配していた津波は第一波が仙台で20センチなのでまずは大丈夫そう。
50センチで人間が飲み込まれて死ねるレベルなのは承知しているので、20センチでも海に近づくのは自殺行為なのは言うまでもない。
水塊が襲ってきますとかに変更したほうがイイ。
津波の後ろ側って水の塊が延々続いているのは、思い出しただけで吐きそうになる311の映像でみんなよくわかっていると思うので。
しかし大災害になって阿鼻叫喚の地獄絵図にならなくて本当にヨカッタ。
ウクライナとロシアも何事もなくて本当にヨカッタになればもっとよかったんですがね。
そうすればオーストリア人と市街戦に関する戦術の話でろくでもない議論をすることもなかったので。
損害が大きく攻略が難しく時間とカネがかかる市街戦を選択した、選択するしかない状況を生み出した軍首脳部と指導体制を痛烈に批判した所まではヨカッタんですが、出した対案が超非人道的という理由で吊るし上げられるとは思いませんでした。
民間人に十分に退避する時間を与えた後に、大規模な攻略兵器で吹き飛ばす。
数字の上では最終的にその方が少ない結果が出るのはいつだって間違いじゃないんですが、吹き飛ばされる方にしたらたまったもんじゃないので吊し上げも已む無しなんですが。
生活に必要なインフラを順番に破壊して、時間をかけて都市機能を破壊していく。
なお、主要な破壊するか封鎖するという、さらに非人道的な手段がいまのところ使われていないのが救いかと。
ロシアは資源を持っていて隣国とすこぶる関係が悪化しているいくつかの国に、連鎖紛争を起こさせて世界の覇権を一気に握ろうとしているんじゃないかという陰謀論も出ているのですが、案の定世界中できな臭くなってきたので陰謀論で済まなくなってきそう。
なかなか終わり方が見通せない展開。
話はいきなり変わって両面テープとセメダインの話。
ブロック塀のブロックに似たぼこぼこ素材の壁に、磁石用プレートを貼り付けるお話。
最初はホットボンドで貼り付けたんだけど、それだと壁の素材ごとホットボンドが剥がれてしまったので今度は両面テープとセメダインでチャレンジしたって話。
ぼこぼこ素材にホットボンドがダメだったのは、隙間の部分にホットボンドが入り込んで粘着力が足りなかったため。
ついでに素材がもろくてプレートにかかる荷重に耐えきれなくて剥がれてしまったという次第。
そいじゃもう少し頑張って全体的に素材にべったりとくっつく物はないかというので、白羽の矢が立ったのは凹凸用両面テープ。
ダイソーで売ってた粗い面でもくっつく用の両面テープ。
これをそのまま貼り付けたんじゃすぐに剥がれてしまうのはわかりきっていたので、今回はやや手順を踏んでくっつけてみた。
まずはプレートのテープを貼り付ける面を脱脂する。
そしてテープを貼り付ける前にプレートをドライヤーで熱する。
アツアツのプレートに両面テープを貼り付けてからドライヤーでやや熱する。
ちょっと冷ましてからこいつをズボンのポケットに入れて現場まで運ぶ。
こうすると冷えてテープの粘着力が落ちるのを避けれるから。
次に貼り付ける方の素材の壁をポケットバーナーでアツアツにする。
テープが融解しない程度の熱さになったらポケットからプレートを出して貼り付ける。
ローラーかペーパーでぐりぐりして壁とテープを密着させる。
その状態から24時間以上経過させてから使用開始する。
実際に使ってみると両面テープでありながらホットボンドよりもしっかりとくっついていて、ワークライトを垂直に設置してもまったく剥がれなかった。
今まで凹凸面に何度か両面テープを貼ったことがあったけど、これほどの強度で貼れたことはなかったのでちょっと感動した。
もう一つの手段はセメダインというか接着剤。
セメダインは商品名なので、ダイソーで売ってた接着剤は厳密にはセメダインじゃない。
バンソーコーをサビオと言ってしまう道民と同じだ。
接着剤の方は凹凸面にそもそもくっつかない。
接着剤程度では凹凸面を捉えるだけの接着面積を得られないので、まずは壁の素材に大量に接着剤を流し込んで凹凸面を埋めることにした。
凹凸じゃなくなれば接着面積は大幅に増えて、そうすれば接着するので問題解決と言わんばかりに塗りたくった。
こうして接着剤が速乾性だったのでわりと速くゼリー状になったあたりでプレートの裏にも接着剤を塗りたくる。
なお、接着剤はパークリで溶けるのでパークリで脱脂する際はよく拭き取るか成分が揮発するまで待たなければならない。
壁に塗った方の接着剤が乾いてきて、プレートの接着剤がゼリー状になったら貼り合わせる。
そのあとでプレートをローラーするなりペーパーで押さえるなりすると、びったりと接略出来るはずだ。
見た目が残念な感じになるので接着剤で凹凸面を埋めるのはあまりオススメしないが、多分両面テープよりも確実だ。
両面テープは暑くなると接着効果が落ちるので夏場の暑い時は注意が必要にある。
接着剤はその心配がない。
無線充電器は・・・話が長すぎなので次回へ。