4月15日のツーリング TW225のメンテ
CB1100のメンテが進まない理由の一つが休日全てに走り出しているから。
走るとほぼ雨に降られて戻ってきているので、整備時間が清掃時間になってしまっているから。
わかっていた。
走り出してしまえば時間がないことは。
だからそこシーズンの前にメンテは完成されるべきなんだけど、来年はちゃんと完成させようと思う。
前回のツーリングで調子がイマイチだったTW。
具体的にはエンジンのストールとフロントブレーキのタッチと鳴き。
とりあえずブレーキはスライドピンのカバーブッシュを新調してグリスが足りなかったのと、ディスク盤にダストが付きすぎているのが原因じゃないかとアタリをつけていた。
スライドピンにシリコングリスを塗りたくってカバーの中にぶち込んでから、ディスクとキャリパーにマジックリンを散々ぶっかけて泡まみれにしてからブラシで洗いまくってやった。
先に水はかけない。
水をかけるとマジックリンの効果が薄れるから。
ブレーキはこれで劇的にタッチが改善して鳴きはなくなった。
なんかタッチが硬かったんだけどギューッと握れるように改善した。
エンジンストールの方はまずは燃料から。
フューエルワン(と同成分のF-ZERO)を一度入れたのだけどさらにPEAを追加した。
ポリエーテルアミンを追加したのだ。
高濃度に配合された高性能PEA清浄剤が燃料システム全体を徹底洗浄し、エンジン本来の性能を速攻で回復させ、加速性、始動性、燃費を向上させます。
強力な水分除去成分配合により、燃料タンク内の水分を除去し、錆の発生や冬期の凍結によるトラブルを防止します。
防錆剤配合により燃料系統の防錆を行い、フィルターの目詰まりによるトラブルを防止します。給油前に本品を40~70Lに対して1本(300mL)を注入し、すぐに満タンにして下さい。
お値段が安くポリエーテルアミンがいっぱい入っていると噂の一品。
しかしフューエルワンは20〜60リットルの燃料に200mlを投入に対し、FCHPは40〜70リットルの燃料に300mlの投入となっている。
ちなみにPEA以外の効果は相当怪しいのであんまり当てにはしていない。
あとレギュラー仕様のオートバイは燃料添加剤を入れる時はハイオクを入れたほうがいい。
車はほぼ関係ないけどオートバイは燃料タンクの容量が少ないので、投入によってオクタン価が低下する場合があるから。
最初からハイオク仕様のオートバイとか燃料タンクが巨大なヤツは問題ない。
で、フューエルワンと違ってFCHPは無色透明でおいしそうな匂いはしない。
粘度も水とほぼ同様でフューエルワンとは色々違う。
TWはタンク容量が7リットルで、フューエルワンだとタンク容量の1%を入れろとなっているので70ml入れている。
FCHPも同様に70mlを入れてみた。
次に電気。
シートを取ってバッテリーを確認するとマイナス端子のボルトの頭がシートの裏に接触しているらしい跡が残っていた。
シートの裏とボルトの頭に絶縁テープを貼って対応。
あと、バッテリー端子の中の四角ナットの下にホースを切った物を入れて嵩上げするテクはくーた氏が出所だったろうか?
ちょっと忘れてしまったけど、今回そのテクを使わせて頂きました。
あとは空気で、エアクリエレメントのオイルを塗り伸ばして多かったオイルは新聞に吸わせてみた。
これでダメならあとはプラグ交換とキャブをやるしかないなあと思っていたけど、問題は出なかったのでどれかがよかったらしい。
というメンテを前日の中番が終わったあとにやって翌日定刻に走りだした。
今日は寒い一日。
最高気温が10度に届かない。
よく晴れているけど寒い一日。
風がとても冷たい。
自分にとってはいつも難しい国道275号で砂川まで。
そんなに難しいなら走らなきゃいいじゃないかという意見はごもっともなんだけど、今日はR275上でいくつも要件があったのでどうしても走らなきゃいけなかった。
走っている最中はそんなに感じなかったけど、砂川から道道627号に入ってひどくホッとしている自分に気付いてずっと緊張して走っていたんだなという事がわかった。
自分は混んでいても国道12号の方が向いている。
そういった理由からselen氏の楽しみ方にはいつも感心させられている。
自分も何も楽しみがないわけでもないのだけど。
いや、これも他者の楽しみ方で、自分はまた少し違ったものなんだけど。
浦臼町 おじいさんの樹 12時25分
自分のブログ検索をかけても出てこなったし、怪しい記憶を探ってみても出てこなかったので初見じゃないかと思われる。
樹生氏のブログでも出てきた記憶はなかったと思う。記念保護樹木でもないので。
根本から若い枝が伸びていた。
切られても また生えてくる エゾエノキ
どこからか石を投げられそうな真似はするべきじゃないと苦笑して、その場をあとにした。
目的地は芦別市で、ガタタンを食べにいったわけじゃない。
R275で砂川まで移動し、道道を283→627→114で繋いであとは国道38号に出ておしまい。
個人的に好きな上砂川町と歌志内市を訪れることができたのはよかった。
不通のままになっている道道115号が開通するともっとよいのだけど、歌志内市にそこまでの財政力はないので期待しないで待っている。
ちなみに好きな理由は自分が山谷さんだから。
セイコーマート歌志内東光店 13時49分
こちらのほうは暖かかった。
冷たい風が吹いていなかったので発熱体を2つ使って防寒装備に身を包んでいるとぬくぬくだった。
芦別市で目的を無事に達成して帰路につく。
帰りは砂川までは来た道で戻り、そこから国道12号で帰ってくる。
日本一長い直線道路でコーナーも起伏もあったもんじゃない道路でも、R275よりも楽だと感じるのはずっと2車線が続くからだと思われる。
ほんの一部は1車線になるけど、自分よりも速い車はみな右車線から勝手に追い抜いていなくなるのでずいぶん気が楽なんだろう。
R275の殺伐した空気がない。
対向車線で追い越した車がこちらに突っ込んできて正面衝突するぞおいー!という事態になることもないし。
これで3回目だなとカウントして運転手のツラを見ると、また女性ドライバーだった。
おっ立てた中指を見ろ❤
普段野生動物と路面状況の相手だけしてればOKな道路しか走らないので、全方位に注意しなきゃならない状態で長時間運転するのは本当に疲れた。
だから交通量が少ない道道に入ったらホッとしたんだな・・・
美唄では目的を達成できなかったのでまた来訪したらってことで。
本当はもう一箇所回ろうかと思ったけど時間がかなり押していたのでそのまま帰ることに。
江別からR337で帰ってきたけど新川通りのとこの交差で相変わらず大渋滞。
ここで一度待ちに待ってTWのフレームとシートまで熱くなって大変なことになったのですり抜けさせていただきました。
・・・停車中の車を右側から追い抜くのは違法なんだっけ?
とりあえずすり抜けは極力しないようにしてる。
空冷エンジンが火を吹きそうにならない限り待ってもいいと思っている。
今日はそれとは逆で冷風がオーバーパンツを突き抜けるほどの冷たさだった。
当別あたりで吹く風がすんごく冷たくて太ももが冷たくなるほどだった。
もういらんだろうと思ってた貼るカイロを念の為買うほどの冷たさだった。
そんな冷たさと対象的なほどに夕日は真っ赤で、追いかけて夕日スポットまで走ってついでにエンジンのカーボンを焼いておいた。
18時17分
日没に間に合わなかった。。。
ピンクムーンに近い満月が上り、夕日の反対側はとてもキレイなビーナスベルトが出ていた。
震えながら見ていた。
4度くらいしかなかったので。
帰ってきて温かいお湯を2杯くらい飲んでストーブで解凍。
根こそぎ体力を奪われた感じのツーリングだった。
日時:2022-04-15 09:56:07 時間:07:50:59 距離:254.15km #ルートヒストリー pic.twitter.com/ckKU8CACzb
— 此先松倉 (@konosakikurai) 2022年4月15日