夕景3
仕事中に考えていたのは帰路のチャリンコダッシュルート。
今の出張先の事業所はハジメテの場所なのでもっとも効率の良いルートが出来ていない。
往路はまあまあ出来たけど帰路はまだ。
同じ道じゃダメなのは一方通行を走っているから。
それでも頑張った。
昨日よりは数分早く帰ってこれた。
その数分を無駄にせず出発。
毎日行き急ぐかのようにオートバイを走らせて大丈夫かという心配はいらない。
大事な何かを犠牲にしてまでオートバイを走らせていないかという疑問も大丈夫だ。
自分の人生でやり残しているのはオートバイに乗ることと、乗って道路を探索することなので問題は何もない。
今日は間違いなくフゴッペのいつもの場所に間に合う。
同じでもいいけど違うのもいい、むしろ今は違ってこそいい。
そうした次第で今日は思いついた夕日スポットの西崎山環状列石へ。
西崎山環状列石18時6分~18時8分
ここで見る夕日はまだ相当早い。
環状列石もイイけどここは下の駐車場も夕日スポットとなっている。
今日は先客がいた。
ここは夕日スポットとしてもイイけど、カー○○Xやデートスポットでもあるので先客がいた場合出来れば気を利かせて立ち去ったほうがよろしい気もする。
もう少し季節が進むと駐車場に真っ赤な陽光が降り注ぐはずだ。
あとは環状列石までの道はカタクリの群生地にもなっているので、お好きな方はどうぞという感じ。
夕日が山の向こうの海に沈んで黄昏が始まった頃に帰ってきた。
今日は昨日よりも暑くて夏日になったというお話も。
4月で夏日とか暑いのが好きな自分にはご褒美にしかならない。
こうやってオートバイを走らせるエネルギーとなっているので。
サツドラで飲み物と簡単な食べ物(ギョニソ)を買って帰路に。
今日も行きはあまり乗れてなかった。
帰り道の途中、CB1100から声が聞こえる。
「死んでしまえドヘタクソマスター、降りろ👎」
そういった罵りの声が聴こえてくるのでござるよ・・・
で、ひとしきり罵った後で解決策が提示される。
- もっと後ろの方に座って
- もっと平べったくなって
- 密着しろ
こ れ だ !
CB1100の盛大なため息がサイレンサーからぼふんと吐き出されて、それっきり何も言わなくなった。
あとにお好きなようにドウゾということだったんだろう。
もちろんスピードは出さない。
出したらこの一体感を味わえる時間が減ってしまうからだ。
ゆっくりと車の流れと同じに走って帰ってきた。
これで次のツーリングは存分に楽しめるだろう。