夕景7 冷水峠を縦横無尽
出張先からチャリンコ猛ダッシュ
どんなに頑張ってもいつもよりも遅い出撃
CB1100を素晴らしいホールドで走らせることが出来ているのに、前は挙動の不審な車が走り続けている。
最後の最後まで前にいて本当に嫌になったので、峠の入口で停止して深呼吸
ゆっくりと発進させた。
下半身とレザーチャップスでホールドした車体
TWよりもずっとホールド感が高い。
一本目はどのギアを使うかのテスト
二本目から本格的に走ってみる。
アウト側にべたべたに寄せてカウンターアクションの予備動作をキメながらスローイン向きかえ
ばったんばったん向きを変えて峠を上り下りしていた。
とうとうここまで出来るようになったという感慨深さと達成感
オートバイが自分の思い通りに動くという喜び
これ以上面白い事はない。
#幸福の日
— ヤマハ バイク (@yamaha_bike) 2022年5月29日
身の回りのあらゆる事象を鮮烈に感じられることこそ
バイクの醍醐味であり、唯一無二の価値だ。
バイク乗りは灼熱の陽射しや、骨身に凍みる寒風の中にも快感を見出すことができるのだ。
春も、夏も、秋も、冬も、雨の日も。
便利だからではなく、
楽しいからバイクを選んだのだから。 pic.twitter.com/cCFfftX4Pv
雨の日はゴメンナサイだけど。
TWで出来ないことがCBでどうして出来るという疑問は、やはり下半身ホールドの差とブレーキの差という理由で落ち着いた。
特にCB1100は何気に車両重量(液体やバッテリー含む)が243キロで(初期型)、これに特大のエンジンガードとリアキャリとパニアを付けているので250キロ近い。
これを停止させるためにブレーキは街乗りではやりすぎだってくらいのブレーキが装着されている。
でも峠の下りでは必要。
自分が思った地点、思った速度まで思った通り減速してくれる。
有頂天になって3往復ほどしてみて、油温計を見ると80度を超えていた。
これは夏場は同じことやるのは無理だなと思い、太ももの方はあと2往復くらいは耐えれるけど、それ以上は破裂するだろうと思った。
この時点で切り上げて夕日を見に走り出す。
が、出張先からだったのでいつもよりも遅いことに気付く。
ちょっと時間が足りない。
そしてそういう時に限ってやたら信号に引っかかる。
薄桃色の空が今日は待ってくれず、余市漁港というのかモイレ岬というのか、余市人に言わせると浜の方というあたり。
ここもお気に入りの夕焼けスポット
帰りはちょっと寒い。
帰宅したらそんなに距離は走ってないのに太ももがやや大変なことに。
まあ、明日から暫く雨らしいので大丈夫だろう。