向き変え 2
5 倒し込みポイント直前。
左にずらして座りなおした体勢で直進するように自分の重心をセンターにおいてきたが、倒し込みポイントに向けて自分の重心をわずかに左側にずらす。しかし、ブレーキングのGがかかっているので、バイクは倒れず、バイクは直立したまま進む。
フロント、リヤとも一定の減速度に保ち、倒しこみと同時に向き変えを行うため、一瞬の「タメ」を作る。(根本健氏はストップモーションと呼んでいる。一瞬、バイクの姿勢がまったく静止したかのような状態を作ることを指す。当然、静止といっても、バイクは減速しながら進んでいる。)
倒し込みポイント到達まであと0.5秒~1秒。6 倒し込みポイント
あらかじめ決めていた倒しこみのポイントにきたら、フロントブレーキを解放、と同時に、左に寄せていた体重を左側の路面にロール軸に沿って回転しながら落とすようにイン側に掛ける(もたれかかり)。
このとき、イン側のステップを力を入れて踏んだり、逆操舵を強く与えたりしないように、特に気をつける。できる限り、もたれかかる荷重移動の他は車体に対して何も入力しないように心がける。下半身、特に外側の足全体で自分の体をバイクにホールドする。
するとバイクは左にロール(リーン)しながら、リヤタイアの接地点を支点として車体の前方を振るようにして向きを変える。フロントタイヤには自然に舵角がつき、バイクは倒れると同時にイン側に向きを換えながら旋回状態に入ろうとする。しかし、もたれかかりをやめない限り、どんどん倒れながらイン側へ曲がろうとし続ける。ふらっ、と倒れかかるようなイメージだ。
(*この倒し込みの方法については、当ブログ、「リーン動作 もたれかかり」を是非ご参照ください。)7 バンク&むきかえ完了。
狙っていたバンク角、旋回状態に達したら即座にスロットルを開け、車体を安定させる。向き変え完了!
これでバンクも止まり、車体は安定したリアステアでのトラクション旋回に入る。
緒崎!貴様のまぶたを固定してやろう。
この文章が網膜に焼き付けられるようにだ!Hahaaaaaaa!!!
それっぽい内容の記事をライテク記事インデックスから探し当てたわけですが、自分が前回のツーリングでやっていたのは7の部分。
『狙っていたバンク角、旋回状態に達したら即座にスロットルを開け、車体を安定させる。向き変え完了!』
この部分になります。
さて、、、
改めて読み返してみると現在の自分の向き変えとはやや違った内容となっておりました。
結果的に向き変えを行っているのは間違いないのですが、過程で使っている方法に違いがあるという次第。
その違いを書いてみますと・・・
5 倒し込みポイント直前。
右にずらして座りなおした体勢で直進するように自分の重心を右側においてきたが、倒し込みポイントに向けて自分の重心は右側に寄せたままだ。しかし、ブレーキングのGがかかっているので、バイクは倒れず、バイクは直立したまま進む。
フロント、リヤとも一定の減速度に保ち、倒しこみと同時に向き変えを行うため、一瞬の「タメ」を作る。(根本健氏はストップモーションと呼んでいる。一瞬、バイクの姿勢がまったく静止したかのような状態を作ることを指す。当然、静止といっても、バイクは減速しながら進んでいる。)
倒し込みポイント到達まであと0.5秒~1秒。
6 倒し込みポイント
あらかじめ決めていた倒しこみのポイントにきたら、フロントブレーキを解放、と同時に、右に寄せていた体重を左側の路面にロール軸に沿って回転しながら落とすようにイン側に掛ける(もたれかかり)。
このとき、イン側のステップを力を入れて踏んだり、逆操舵を強く与えたりしないように、特に気をつける。できる限り、もたれかかる荷重移動の他は車体に対して何も入力しないように心がける。下半身、特に外側の足全体で自分の体をバイクにホールドする。
するとバイクは左にロール(リーン)しながら、リヤタイアの接地点を支点として車体の前方を振るようにして向きを変える。フロントタイヤには自然に舵角がつき、バイクは倒れると同時にイン側に向きを換えながら旋回状態に入ろうとする。しかし、もたれかかりをやめない限り、どんどん倒れながらイン側へ曲がろうとし続ける。ふらっ、と倒れかかるようなイメージだ。
(*この倒し込みの方法については、当ブログ、「リーン動作 もたれかかり」を是非ご参照ください。)
余計分かりづらくなりましたかね?
比較すると樹生氏はコーナーエントリーでイン側に重心を寄せているのに対し、自分はアウト側に寄せているということです。
そのため6の倒し込みポイントで行う体重を左側の路面にロール軸に沿って回転しながら落とすようにイン側に掛けるという動作がかなり派手になっております。
右側から左側に、骨盤の重心は左右の移動にとどまりますが、上半身は弧を描いて移動し、車体はバンクするので結果として同じ動きになっています。
この違いはどこから由来しているのか考えてみると、恐らく両者のカウンターアクションの違いから来ているのではないかと思われます。
自分のカウンターアクションは動きが派手でわかりやすいですが無駄が多く疲れるので長距離を走るのにはまったく向いていません。
これでもまだマシになったほうで、ちょっと前までは左右の移動に上下運動まで加わっていたので短時間の走行でも疲れていました。
ですが上記のように分かりやすいためリズムを作りやすく、見た目以上に簡単なんだと思われます。
何しろ自分が習得できてしまったので。
タイトなコーナーが連続すると左右の動きが忙しくて破綻しそうになるなど、やはり欠点が多いので改めたほうが良さそうなのですが、筋トレして速く動けば無問題などと使い手はほざいているので改善は難しいかもしれません。
そんなこと言わずにもう一度ライテク記事を読み返して、自身のライテクを改善しろ緒崎!という次第でありました。