此先松倉

不運(ハードラック)”と”踊(ダンス)”っちまう「間の悪い男」「バッドタイミングマン」「運の値がゼロ」「星回りが軌道計算外」「本厄よりひどい後厄男」

2022年夏至ツー 二日目

今日8月1日は健康診断で休日、そして

血圧が80までしか上昇せず、寝床から起き上がるのすら困難な状況だったけど状況は終了した。

雨に当たらずに帰ってこれてよかった。

夏至ツーの二日目もそうならばよかったのに・・・

 

 

 

 

 

起きて窓から外を確認すると路面は濡れていた。

よく確認するまでもない。

地上10階の高さから見ても濡れているのがはっきりとわかる。

空は真っ白。

天気予報では昼くらいから何とか持ち直すんじゃないの? という曖昧な予報。

ただしそりゃ渡島半島だけで、他の地方は雨でどうにもならんって感じらしい。

 

昨日買って冷蔵庫に放り込んでおいたラキピのバーガー(運搬途中でぺしゃんこになった)を2つほど食べながらホテルのチェックアウト最終時刻まで待ってみる。

もしかしたら何かの間違いで晴れて路面が乾くかもしれないと思いながら。

 

 

 

しかしそんなご都合が起こるわけもなく、雨ではなく濃い霧に包まれている函館市街を走り出した。

市街地は走り慣れていないのでナビを使って郊外に出たけど、一見さんには理解が難しい交差点なんかがあって結構大変だった。

札幌にもあるけど路面電車の路線が絡む道路はややこしい。

 

 

二日目の予定はこちら。

正直予定通り行くはずがないと思っていた。

それでも他にアテはないので予定通り進めていく。

 

国道278号で海岸線を走りながらまずは日浦洞門へ。

時間経過と市街地を離れるに連れて路面状況は乾いていく。

走っていても濡れるほどだった霧雨もなくなったけど空模様は変わらず。

日浦洞門 12時3分

 

平日の昼なので人は誰もいなかったし来なかった。

このためトンネルをじっくり見れたし景色も思う存分楽しめた。

 

ここから恵山セブンイレブンまでr41で移動してR278で来た方向に戻って未走行部分のログを埋める。

そしてR278の途中から今日のハイライト、道道970号に突入。



蛾眉野を思う存分堪能。

一部は急傾斜で砂利でコーナーもキツイのでロードモデルのオートバイで突っ込むのはおすすめできない。

道道70号よりも多分キツイのでオートバイなら最低でも未舗装路の走行に適したモデルとタイヤで臨んだほうがよろしいかと。

TWでイケるんなら大丈夫だろうと思われるが、走ってみてわかったのが履いてるタイヤのSR428じゃ泥道でまったくグリップが得られないこと。

濡れてて砂利がなくてただの泥だけの部分に突入したら、深くもないのにズルっといって相当怖い思いをした。

2回ほど・・・

タイヤの溝がやや減っているけど、構造的にマッド路面の耐性がないらしい。

ブロックタイヤのトレイルウイング32/34なら問題ないのですが、SR428だと溝が泥で一瞬で詰まるのでいきなりグリップがゼロになるのだろうかと思われる。

あとはとてもよろしいコンディションじゃなく基本的に滑るし、荷物と天気の関係でタイヤのエア抜きが出来ず難しいことになってたし、ケータイの電波もないので事故も遭難もクマも回避しながらだったので大変だった。

丸山龍神宮の鳥居から先に行ってないのはそうした理由からで、徒歩で数キロの移動はとてもじゃないが無理だった。

未舗装路から出たらこんな状態だったし。

 

帰ってから高圧洗車機で2回、手洗いで1回洗車しないと落ちなかったしまだ残ってる部分もあるほど。

ちなみに泥汚れは専用の洗剤を希釈して霧吹きでぶっかけて洗うとよく落ちると書かれてるけど、DCMとかで売ってるカーシャンプーを同様に希釈してやっても落ちる。

コツは直射日光の下でやらないでカーシャンプーの乾燥を防ぐこと。

それでも落とすのはえらい大変だった。

ちなみに蛾眉野の中で停車してるとアブが寄ってくるのでのんびり休憩とかは不可能。

 

 

 

蛾眉野終了後は道道41号を西へ進み道道83号との交点で北へ。

自分くらいの年齢だと合併前の方の地名がしっくりきて、南茅部町で通じる。

国道278号が2本ある元市役所付近を往復してログを埋めながら、ゆっくりと海岸線の方のR278を走り出す。

途中寄り道して道道980号を往復

ご覧の通り林道は通行止めで走行出来ず。

 

ただ、海岸線のR278を鹿部町方面に向けて走るのは素晴らしかった。

 

天気は回復傾向で晴れてきたというのもあったけど、ちょうど昆布漁の頃らしく道沿いの集落はどこも忙しそうで、そんな何でもない街並みを見ながら低速走行で移動するのがとても楽しかったと記憶している。

写真を見るとおわかりだろうけど、対岸は雨の壁が出来ていてこの日はどこぞで水害も出ていた気がする。

函館方面もまだ空に雲が残っていて城岱と木地挽は諦めて、前回は大沼を周遊したので走らなかった道道43号の未走破部分を走ってホテルに戻ってきた。

 

ん、、、大沼も掠めるように走ったけど何度みてもイイ。

そして見とれてしまうので南茅部町鹿部町も大沼も通り過ぎてしまう。

 

 

観光とか休憩とかは、もちろん、ない。

セブンイレブンセイコーマートで水分と適当な食料を購入して、道の駅と公園のトイレを利用。

ホクレンセルフで給油してダイソーで耳栓を買って帰ってきたとグーグルマップのタイムラインに記録されている次第。

初日は441キロ走行で二日目は173キロしか走行していない。

未舗装路走行+低速走行なので仕方ないけど、この日は距離よりも中身が充実していたのでとてもよかった一日。

泥だらけになった姿でホテルに戻るのは大変だったけど。