二輪車のタイヤが減る要因
車種にもよりますがスーパースポーツのオートバイのフロントタイヤは猛烈に減ります。
記事ではホンダのRR-R(SP)車両重量201キロ、218馬力で最大トルクが113N·mが対象ですが、スズキのGSXR750でもほぼ同様の走行距離でフロントタイヤはお亡くなりになりました。
ツーリングタイヤ向けのタイヤならライフは伸びますがハイグリップタイヤなら5000キロでも持ったほうだと言えます。
さて
タイヤが減る要因ですが、これは消しゴムに例えると非常にわかりやすいです。
消しゴムをただ転がしていてもほぼ減りませんが、字を消すために強くこすると消しカスが出るほど減ります。
オートバイのタイヤが減る要因もこれと一緒です。
そしてオートバイのタイヤを強くこするのと同じなのはブレーキをかけた時ですね。
駆動輪たる後輪より前輪の方が早く減るのは、前輪の方が強力なブレーキを装備していて地面に押し付ける力が強いから。
ハーレーのようなモデルだとちょっとまた違った話になりますが、ほとんどのオートバイで前輪が早めに減るのはこういう次第です。
あと、前輪が偏摩耗するのは路面がかまぼこ状になっているからではありません。
自分は前輪の左側(クラッチ側)が偏摩耗してますが、これは右コーナーでアウト側に寄せている時にブレーキをかけているのが原因です。
よく、タイヤを見ればどういった運転をするのか分かると言いますが運転の癖はタイヤに現れると言っても間違いではないではなさそうです。
とはいえ
自分はオートバイを通勤や街乗りに使わないので上記のようになりますが。
毎日左折しかしないオートバイならきっと右側は減らないでしょう。