TW225 続・退院
雨が降るって予報だったけど夕方から晴れ間が広がって20時ころまで日が残り続けていた。
もう夏至が近い。
その割に寒気の影響で夜の気温は今ひとつ上がらない。
ジャケットの下に一枚着込んで退院したTWのテスト走行をしてみる。
入院する前と比べてエンジンの始動性が上がっている。
アイドリングも安定していると思うが、どこからともなくガソリンのニオイが漂ってくる。
昨日吹き出したガソリンの残りのニオイかと思ったけど、走り出して信号待ちの度に感じられるのでこれはどこからかガソリンが漏れてるんだろうと思われた。
そろそろ店員に顔を覚えられてもおかしくない頻度で訪れているセコマでキャブ周辺を覗き込んで見るも、暗いのでどのあたりから漏れているのかはわからない。
ただこの時点でエンジンが停止しているならガソリン臭はしないという事が判明した。
帰ってきて手持ちの照明を全開にして患部の発見作業を開始するも、どこからも液体が漏れている痕跡が見つからない。
外した部品はインマニとキャブとエアクリホースの3箇所で、そのどこからもガソリンは漏れていない。
ガソリンは漏れていなくても気化したガソリンをどこからか吸い込んでるんじゃないかって考えて、吸い込んでるのに臭ったらおかしいだろうとツッコミを入れた当たりでハッとした。
エアクリエレメントのオイルが多すぎたってお話になった。
多すぎたのはドレンから流れ続けてるので知ってたけど、あまりにも多いよってお話。
もしかしたらエアクリオイルがキャブに流れ込んでるかもしれないYOっていうお話になる。
こころなしかエンジンの掛かり具合とアイドリングがよろしくなっている気がする
エアクリボックスは開けられている。
フィルターを処理するために開けられている。
ジョイントホースを取り付けるためにエアクリボックスそのものを動かした可能性もある。
エンジンの掛かり具合がよくてアイドリングも安定していて今日走ったら吹け上がりもいい。
ブローバイホースどうなってる?
ブローバイガスを大気開放しちゃってるのでそりゃガソリンくさいだろう。
ストレートで開放してるのでそりゃガソリン臭い。
エアクリボックスにブローバイガスが入らないなら良い空気がより良い空気になるのでそりゃあ始動性もアイドリングも良くなるだろう。
行なった作業を最後に確認するとこの手のミスは起こらない。
つい先日自分も入れるべき電源を入れ忘れるってミスを仕出かして、2重チェック体制に救われたので人に言える資格は持ち合わせていない。
また、自分は車両(車・オートバイ)の整備運にも恵まれてなくて、そもそもユーザー車検を受けるきっかけがホンダドリームによる車検時の破壊整備だったりするし、複数のレッドバロンによる手抜き整備の数々を見たり味わったりしているのでプロの整備士の作業でも信用してはいない。
なのでズームさんのようなお店に当たった方々は恵まれているし幸運だと思っている。
ん、
とりあえず自分はそのへんも折り込んで依頼しているので特にこのあとのお話はない。
気付けなかったら明日ショップに行こうと思ってたけど気付けたし、これが原因で故障に至ったってわけでもない。
これで派手に洗車してクランクケースに水が入ったとかって事態になってたら大変だったけど、そういった事もなかったのでよかった。
最近色々と確認することの大切さを味わいまくっているので、今回も良い味だったということで。