見た目
今日は所用で電車に乗って移動。
相変わらず自分が公共交通機関を利用すると視界の中に変なのが入ってくる仕様。
ちゃんと下調べせずにまあまあな感じで行動開始してみると、案の定都合の悪い方向に。
知っていた。こうなることは知っていた。
不運(ハードラック)”と”踊(ダンス)”っちまう「間の悪い男」「バッドタイミングマン」「運の値がゼロ」「星回りが軌道計算外」「本厄よりひどい後厄男」「穴に落ちるし滑って無様に転ぶ」信じてもいないのに神社で厄払いをしようかと本気で企てる人間。
やる前から絶対に負けるのがわかっているので賭け事のたぐいは一切やらない。
本来なら前回の休日に済ませようとしていた用事。
大雪で無理そうなので前回は諦めたけど、今日も真冬日だからって理由で諦めておけばよかった。
人と会ったりそれなりの場所に入ったりする必要があったのでそれなりの格好をしていた。
いつもは耳まで覆うビーニーキャップに中綿たくさんのMA-1、ゴワッとしてるジョガー風ジーンズにスタンダート長靴という出で立ち。
防寒と雪の事しか考えていないような着回しで、正直この格好でシャレオツな商業施設に入った時の場違い感と店員の視線は痛々しいものがあった。
まあ、、、自分も客商売をしているし、客として訪れた店で格好次第で対応が変わるのも経験済みなので今日はまともな格好をしていた。
チェックのつば付き帽子にイエローブラウンのPコート、スラッとしたストレートジーンズに本皮のショートブーツという出で立ち。
古臭いけど何年経っても使われる組み合わせ。
帽子とマフラーはブランド物なのでやや値が張るけど、それ以外はそんなにしない。
でも胡散臭そうには見られない格好だ。
問題は見た目ではなく防寒性能。
見た目的には暖かそうに見えるPコートだけどじつはまるで暖かくない。
安物の化繊で出来ていて首都圏や温暖な地域なら冬用のアウターとして可という代物なので氷点下が一日中続く真冬日に着る服じゃない。
そんな服装で出歩いた挙げ句、駅からバスで移動しようと思ったらバスは減便されまくったのかほとんどない状態になっていた。
タクシーに乗れば制限時間内に施設まで移動できそうだけど、それなら徒歩で移動して次の時間でもいい。
どこかで時間を潰してもいいだろうと思ったのが間違いだった。
つまり、あまりにも寒かったから。
いつもの防寒装備なら別に問題はなかったけど、格好重視の装備では寒すぎた次第。
氷点下の風が嫌になるほど突き抜けて鼻水が止まらない。
コロナになっても抗体が確実に作られる可能性はなく、再感染する確率はある。
インフルエンザの可能性も。
暖かくするはそういった意味でとても大切なので、色んな意味で今日の外出は間違いだったと振り返ってみた。
色々やって目的を達成したけど間違いだったと。