走れオザキ 34 ショート休日ツーリング
今日、6月23日の日曜日は休みでした。
前日は雨。
支笏湖周辺はまた大雨で、周辺の道路は通行止になったとの話。
また地形が変わったかもしれない…
深夜過ぎまで降った雨は、翌日午前中まで残り、路面は濡れたまま。
早起きには成功したけど、走り出せない。
今日の天気予報を見ると、このまま雨は降らなそうで、それなら路面も乾きそう。
昼過ぎにはちょうどいいかも…と考えながら、だらだらと過ごしてしまう。
昼が過ぎ、路面は乾き、涼しい風が吹く。
どうしようか迷っている間に、時間は過ぎていく。
今日は「走り出せ」ではなく、「走りますか」という感じだった。
夕暮れには早く、何処かに行くには遅い、そんな時間に走り出した。
赤井川村 冷水峠 16時22分
ショートツーリングのルートを持たない自分は、こういう時に困ってしまう。
結局はここへ来ることになるが、不満があるわけじゃない。
いつ来てもいいし、いつ来ても違う。
ずいぶん緑が深くなった気がする。
寒いと嫌な感じだったので、一枚多く着てきたら、暑かった。
盆地特有の暑さがある。
シャツを脱いでトップケースに放り込み、ゆっくりと外輪山を下っていく。
日曜日ともなれば、何がいるかわからない。
ガードレールの根本の穴に、今まさに入り込んでいるヘビ(色からしてアオダイショウ)がいたり、峠の途中でスケボーに興じる若者だったり、クマの糞だったり。
今年はまだ見かけてないけど、赤井川村内は白バイが張り込んでいる戦場だ。
血眼になって探すのもいいけど、今日はゆっくりなので気にしないで走る。
赤井川村のセコマで一服して、r1022を銀山の方へ走る。
r1022 銀山 17時9分
道路の両脇はほとんどが水田で、畑作は少しだけ。
道は直線で、変化はないまま進んでいく。
二重カルデラになっている、外輪山と外輪山の間の部分。
走り出してしまえば、嬉しいし、楽しい。
オートバイを走らせるのはいいものだと思う。
フルーツ街道に入って、余市の街中に入り、セコマで休憩をとって少し時間を潰す。
夕焼けには早かったのだけど、それでもまだ早い。
じっくりと走っても、太陽はまだかなり高い。
それでもまあいいか、と思う。
いつもの仕事終わりの走りではない、今日は一応ツーリングなのだから。
余市町 フゴッペ 18時22分
あとは、あてもなく走って帰ってきた。
晴れてから走り出した、軽装のライダーがそこそこ。
自分もその一人。
今日はよかった。
良い一日だった
と言えるのはオートバイを走らせた時だけ。
今日は良かったと締めくくる。