此先松倉

日常が緩やかに崩壊していく様を書き綴っているかもしれない

夕日茜走 7

今日走り出す予定はなかった。

今日は宅配便の受け取りがあったので走り出す予定はなかった。

しかし…

 

 

仕事中に天気予報を見ると次の休みは雨予報なっていた

 

 

 

 

 

胸の中に真っ黒い何かが広がっていくのを感じたので走り出す予定に変更。

ツーリングの準備が完了したままのTWの姿に胸をえぐられたけど、走り出すと自分もオートバイも大変に調子がヨカッタ。

当初の到達地点を越えてさらに先へと走る。

 

まだ頂きが白い羊蹄山に西日が当たって輝いている光景。

この何日かで季節が急速に進んだことを実感した。

本当は走りながら感じられるはずだった季節の歩み。

空気は柔らかく、風は暖かく、あたりは新緑と花の香りに満ちていた。

当然虫もいっぱい…

 

もうレインジャケットを着なくても大丈夫。

グローブをウインターグローブから愛用のJRPのWTNへ。

下は急いで出たのでレザーチャップスは履いてない。

 

普通の道を走るにはあまり問題はないけど、峠を上り下りするには課題が山積みだった。

宅配便さえ無ければここから林道を猛プッシュしただろうけど、今日はこのまま帰る。

 

 

 

 

空のどこにも雲がなかった。

だから今日は帰り道で桃色の空が見られない。

あれは雲に夕日が反射したものだから。

今日は茜色ただ一色だけ。