此先松倉

不運(ハードラック)”と”踊(ダンス)”っちまう「間の悪い男」「バッドタイミングマン」「運の値がゼロ」「星回りが軌道計算外」「本厄よりひどい後厄男」

9月9日のツーリング 猛暑リターン

台風15号の影響らしく、最高気温が30度をマークした地点が多数の北海道。

旅から戻り、再びしまい込まれたメッシュジャケットを引っ張り出す。

 

TWは洗車して休暇中。

よってCB1100で走り出した。

暑い…

 

赤井川村 冷水峠展望所 10時8分

 

ここに来るまで相当暑かった。

ここに来ても相当暑かった。

冷水峠はやや涼しいだけで、基本的に暑かった。

 

暑いのは好きだ。

やってられないほど暑くてもかまわない。

でも今日は限度を超えていた。

多少は涼しいはずのところまで、何処もかしこも暑かった。

 

 

空の色は夏のままで、雲は秋らしく、気温は真夏のそれだ。

 

R393 羊蹄山 11時3分

 

倶知安のセコマで昼食を取るいつもの展開。

一応行く場所は決めていたけど、空模様と体調次第で変えるつもりだった。

オートバイにもあまり乗れていなかったので、ニセコパノラマラインは止めておいた。

パノラマラインはいいとして、その後の蘭越町の暑さに耐えきれる自信がなかった。

 

 

ガソリンがなかったので倶知安で給油して、r478で北山麓を移動。

山麓は国道と道道の間の農道を走り、r257でルスツをパスしてr66で洞爺湖北岸へ降りた。

 

洞爺湖 浮見堂 13時11分

 

遠回りしないで洞爺湖へと至るルートはあまり使わない。

今日もR230を走り続けたほうが時間的に早かったが、オートバイでツーリングをしているならそうじゃなくていい。

ましてや誰かと一緒でもない。

行きたい場所に行き、寄りたい場所へ寄ればいい。

 

寄ったから見れた景色があるはずだ。

 

洞爺湖 13時25分

 

国道230からr578に入ってそんなに進まない場所。

場所的には月浦展望台の下になる。

左側に避難場所がある、よく洞爺湖を撮影する場所だ。

そしてこんな風に撮れたことは一度もない。

写真からだと、とても涼しそうな印象しか受けないのに、湖畔は茹で上がるほど暑かった。

北岸のセコマでアイスを貪っていたくらいだ。

 

洞爺湖畔の気温

 

 

 

洞爺湖を離れて国道を走り道の駅あぷたへ。

休憩をこまめにとって…というより取らないとへばってしまい、危なかった。

道の駅の裏手の道を走って、善光寺へ。

 

伊達市 善光寺 14時18分

 

夏の善光寺を一度見ておきたかった。

今はもう秋とか言わない。

境内はミンミンゼミが鳴いているほどなので、夏ってことでかまわない。

歩き回る気力・体力がともになく、適当なベンチに腰を下ろしてゆっくりした。

珍しく人が少ない、多分自分の他に2人位しかいなかった。

 

目の前にある大銀杏が紅葉する光景を想像してみる。

春の終わりと、夏の終わりと、秋にはどう違うのか。

この季節外れの暑さで、どうなるかはお楽しみだ。

 

善光寺を後にして有珠湾を周り、ポロノット森林公園というところへ来たけど、こちらは公園というかきつい遊歩道となっていた。

 

ポロノット森林公園 入口

 

当然今日歩き回るのは不可能。

途中で倒れても誰も発見してくれなさそうな場所なので、涼しくなったらまた来ようと思う。

 

 

果てしなく暑い伊達で2回目の強制冷却に踏み切り、r519で壮瞥へ。

ここからはいつも洞爺湖を周遊して離れるコースと一緒。

蟠渓温泉で行われている国道453号の架替工事の様子を見て

 

蟠渓温泉 白水川・長流川交点 15時51分

 

廃業が相次ぐ蟠渓温泉を抜けて北湯沢へ。

橋の上から山神石碑の参道の様子を確かめる。

 

山神石碑 参道 16時6分

 

もうカエデの紅葉が始まっていて驚いた。

いくらなんでも早すぎる。

倒木は枯れているようで、涼しくなって虫が少なくなったらどうにかしよう。

 

 

で、北湯沢からようやく涼しくなる。

少なくとも走っていれば涼しい。

吹く風が熱風ということはない。

日差しも遮られて、オートバイにも乗れるようになっていた。

 

久々に乗ったCB1100は、ハツカレ・ハツカノみたいなぎこちなさだったが、自分とCBは付き合いが長い。

去年から試行錯誤の繰り返し、乗れては乗れなくなりの繰り返し。

色々やってみればいいのだ、また同じように。

すり合わせるように色々試すと、ぴったりとはまるように、人車一体になる形がある。

ここ最近のTWでは味わえなかった、旋回に対する不安がなくなる。

京極のセコマで休憩の予定をキャンセルして、赤井川の道の駅まで一気に走ってきた。