此先松倉

不運(ハードラック)”と”踊(ダンス)”っちまう「間の悪い男」「バッドタイミングマン」「運の値がゼロ」「星回りが軌道計算外」「本厄よりひどい後厄男」

4月8日のツーリングその2 

 

赤井川村から出発し国道393号をいつものように南に向かう。

自分で乗り出し前の整備をしたTWは何の異常もなく快適に走る。

去年のクランクケースで配線ギロチン事件以降、自分の整備をまったく信用できなくなったので、異常がないという事態に不安になる。

 

しかし特に問題は起こらない。

きっちり計測したオイル量が良かったのか、単純にオイル交換した結果なのか、去年感じていたシフトチェンジが硬い症状やニュートラルに入りづらいという症状が改善されていた。

 

フロントフォークの方はよくわからない…

実はスプリングを入れる方向が指定されていて、小さい方のピッチを上に向けて組み付けるとサービスマニュアルの要点に記載されているのだが、すっかり忘れて組んでいた。

思い出しても後の祭りなうえに、過去の整備で小さい方のピッチがわからなかったというのも思い出した。

幸い今回は写真を撮っていたので見てみよう。

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どうみても等ピッチにしか見えなくて、小さい方を上にするのを断念した過去があったので今回も大丈夫という事にしておきたい。

これだから自分の整備は不安しかないのだ。

 

 

 

他に車体に異常が出なかったのは幸いで、冷えると空気密度が高くなってエンジンの調子がすこぶる良かった。

特にTWはキャブ車なので受ける影響が大きい。

 

今回も60キロくらいの速度でぶらりと流すスタイル。

TWの方がCBよりも巡航速度が高いのは、安定性の問題から。

気に入った場所があれば止まり、写真を撮ってまた走り出す。

交通量が少ないので好きなだけのんびりする事が出来た。

 

羊蹄山の東山麓をぐるりと走り、南側の真狩村へ。

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羊蹄山 まっかり温泉より 11時28分

自分の中での羊蹄山ベストビューポイントはまっかり温泉の駐車場となっている。

異論はもちろん大歓迎だけど、オートバイで行ける場所に限らせて頂きたい。

登攀しなきゃ見れないような場所は諸事情によりお断りだ。

 

真狩村まで来てしまうと付近にセコマはない。

セブンイレブンはあるけど、セブンイレブンで何を買えばいいのかわからないので利用はしなかった。

豊浦まで行けばセコマはあるし、そこまで持つだろうと。

 

 

道道97号の中央分離帯のあるコーナーを攻め立てて、途中の脇道から国道37号へと出た。

セコマに着いたのは12時半くらい。

昼食は特筆すべき点が何一つない、、、パンを食べただけ。

豊浦の道の駅のトイレを利用して国道37号を道なりに走り、あぷた(虻田ではない)の道の駅の裏手から善光寺へと向かう。

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有珠善光寺 13時32分~

今回も地蔵巡りをしてみた。

桜の名所なのでその時期はすごい人出だと思うが、新型コロナウイルスの影響もあって自分以外は…倒木処理の人しかいなかった。

境内に轟くエンジン音がイイ。

 

地蔵巡りから戻ってくるとお堂に人が集まっていた。

人混みに寄らないのは病が流行っていてもいなくても自分にとっては変わらないので、遠くでチラ見する程度。

後で調べるとこの日は春季龍神祭で、法要が14時開始でそれにちょうど居合わせたらしい。

ちなみに祈願料は2000円との事で、財布に500円しか入ってなかったので退散して本当に良かった。

 

 

善光寺を後にしてR37を少し戻り、洞爺(旧虻田)から国道230号のトンネルを抜けて洞爺湖畔へ。

今日は洞爺湖を周遊せずにR230で帰路につく。

ガラガラ…というか、営業していないサイロ展望台にちょっと寄り道。

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サイロ展望台 14時36分

観光客が溢れかえっていた頃が懐かしいとは思わないが、ヘリの遊覧飛行は一度体験してみたいと思っていた。

そういえば滝川でグライダーに乗るという話もあったのだが…なかなか機会は訪れない。

 

 

こうやって書いていると結構観光を楽しんでいるみたいだけど、ほとんどの時間をオートバイの走行に費やしている。

そして一番楽しんでいるのはオートバイを走らせることだ。

 

前回も今回もオートバイに乗れている。

走らせるのが容易だった。

どうすればより良くなるのかをすぐにわかる場所にいる。

思うようにオートバイを走らせる事のスキルが、去年の終わりよりもいくつか上にあるらしい。

こういうスキルは普通忘れないものらしいが、自分は残念ながら忘れてしまう人なので、何が良い状態を作り出しているのか確認しながら走らせている。

 

とりあえず体の状態が良いという影響が一番大きいようだ…

 

腰も膝も足の指も痛くないので、太ももの筋肉をモリモリ使って荷重移動させられる。

上半身が起き上がる癖は改善されたようで、特に意識しなくてもやや前傾の状態を維持し続けていた。

ツーリングの最初から最後まで。

ちょっと前はCB1100なら200キロ程度走行しただけで体力が0になっていたけど、今はそんなことはない。

冬の間に筋トレに励んだ成果もあるのかもしれないが。

 

 

『贅沢』な道道257号は走らずに、国道を道なりに走り、その1で書いたように寒別取水堰を探索して赤井川村へと帰ってくる。

みるみる下がっていく気温に震えながら、オートバイを走らせる。

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国道276号 羊蹄山ビューポイントより 15時30分

iNSPiC RECの位置情報記録設定をONにして撮影しても、スマホと連動させて撮影しないと位置情報を記録しないと判明した。

iNSPiC REC本体にはGPS受信装置が付いてないのでそりゃそうだ。

撮影した写真から位置情報を見て記事を書くこともあるので、これはなかなか難しい問題になる。

スマホのカメラの方はフォーカスもそうだけどズームの方に問題があることが判明した。

P20liteのカメラアプリでは初期ズーム位置だと、引いて見ているような写真しか撮れない事が理解できた。

少し思うように撮りたいならある程度ズームさせて撮るほうがいいらしい。

接写だと何の問題もないけど遠くの景色を撮るならズームが必要というみたいだ。

 

 

 

ずっと晴れていて今日もツーリング日和だったけど、予報通り天気は下り坂になり、夕日は見れずに帰宅。

今回は263キロで走行でおしまい。