5月5日のツーリング iPhoneSEテスト
前日は雨。
予報ではくもりのち晴れ。
最高気温は13度くらいの寒い一日。
何の日だったかは忘れけど祝日だったはずだ。
自分にとっての正解ではなかったiPhoneのテストのためだけに走り出した。
テストって何さって言われると、カメラと文字入力と位置情報のテストという事になる。
起床に失敗したが結果としてこれは良かった。
早い時間では昨日の雨で路面が乾いていなかった可能性があった。
ルートは非常に如何わしい理由により決定された北上ルート。
フルスロットルの時のTWの挙動に対しての問題の解決を図りたいという、こちらも如何わしい企みがあったのでR275ではなくr28で北上した。
速度を上げると風圧で後ろに持っていかれるのでオートバイにしがみつく事になる。
TWのシートにはケツ止めはなく、タンクはニーグリップするのに適した形状であるとは言い難い。
ハンドルを持って体を前に引き寄せるという方法はあるけど、これをやるとコーナーで曲がれなくなってしまう。
全力でニーグリップで絶対に動かないのが理想なのはわかるが、滑らないシールとか分厚いゴムで幅を増やす以外の方法で解決したかった。
バックステップ
TWはバックステップではないけど、自分のTWはノーマルのギザギザステップではなくアルミの棒にローレット加工が施されている代物なので、バックステップ風に荷重をかけることが出来る。
結局ステップ荷重かよと言われそうだが、結局ステップ荷重だった。
またしても太ももの筋肉に負担を強いる解決方法になり、自転車も野球もやってないのに太ももは大きくなっていく。
iPhoneSEを持ち出して初めて撮った風景写真。
これは驚いた…すごく良く撮れている。
シングルレンズでカメラアプリは純正を使用している。
iPhoneSEのカメラアプリは基本的にAFしかない。
シングルレンズで、ただ撮っただけなのに見ていた風景をほぼそのままに写している。
これがソフトウェアの差なのか…という呟きを漏らしてみるほどにすごい。
レンズが2つあるP20liteよりレンズが1つのZenFone3の方が良い写真を撮れていて、スマホのカメラはレンズよりもソフトウェアによって大きな差が出るのは知っていた。
色々書こうかと思ったが、iPhoneのカメラには称賛の2文字が相応しいとだけ書いておこう。
他はダメだったけど。
いや、位置情報はとても正確に記録されていた。
P20liteは写真撮影時に位置情報がデタラメにしか記録されない困った症状があったけど、iPhoneSEは非情なほど正確に記録されている。
ダメだったのは自分の使い方で、ツーリングルートのログ取りの間隔設定を自動にしてみたらどんなもんかとやってみたら、激しく飛び飛びでしか記録されていなかったのだ。
通常のツーリングだと記録ポイント数が3000~5000くらいなのに、500くらいしかなかった。
地図を拡大表示すれば今日一日どこを走ったか大体わかるけど、ちょっと困る感じの記録のされ方だった。
やはり50メートル間隔で記録しないとダメそうなんだけど、それだとバッテリー容量的に厳しい。
情報は今までよりも正確に記録されているので、今までよりももう少し広い感覚で記録してバッテリーの消耗を避けてみようか、、、は今後の課題にしよう。
文字入力に関しては絶望した。
カーソルキー(矢印キー)が無いので任意の部分で文章の途中変換が出来ないのと、カーソルの戻る進むが出来ないので打ち損じたり()内に文字を入力みたいになるとiPhoneを遠くに放り投げたくなった。
解決方法は…一応スペース入力を長押しするとキーボードがタッチパッド化するので、それでカーソルを移動させるという方法が判明した。
途中変換に関しては諦めるしか無い。
変換の候補に挙がらなければ少ない文字数で変換をかけるしかなさそう。
左手のグローブを脱いでホルダーに突っ込んでいるiPhoneSEを掴んで引き抜くと、すでに指はホームボタン上にあるので目の前に画面が来た時にはもうロック画面の解除に成功していて、これは思ってもいない良い部分だった。
部屋の中にいる時だと背面指紋認証の方が明らかに使い勝手がよかったのだ。
顔認証は確か付いてないしあってもフルフェイス被っているので意味がない。
P20liteにはあったけど使ってなかった。
カメラと位置情報がよければiPhoneである必要性はまったくない。
iPhoneの良さは少なくとも自分には大きなプラスにはならないというのがわかってとても有意義だった…そして悲しくなった。
一気に軽くなったお財布の事を考えるとちょっと萎えてしまったが、天気と気温が予報に外れてよくなっていったのでツーリング自体はとても良いものになった。
道道28号を北上して国道451号のT字路を右へ。
この道を走るのは久々だった。
コーナー途中がえぐれてて知らないで減速せずに突っ込むと大変な事になる箇所は補修がなされていたけど、そのうちまたえぐれそうな気配がした。
今日は諸事情により滝川からの南下はR12を選択。
日本一長い直線道路を尋常じゃない集中力を発揮して走行した。
ニュータイプでもなければフォースの加護もなく、写輪眼の持ち合わせもないので可能な限り注意を払うくらいしか出来ない。
気付いたらすでに手遅れ。
時すでにお寿司のピンチにザ・ワールドも出来ないので、色々な物に注意を払わなければならない。
一瞬の気の緩みが簡単に死に繋がっている
疲労から少しぼんやりして青信号で発進したら、右折車が突っ込んできて急ブレーキだったとか。
肝を冷やした。
冷や汗がどっと出た。
自分は緊急停止用の自動ブレーキの普及を妨げる人間を今後非難する立場の人間になるだろう。
荒れ果てた林道よりも殺伐としている主要国道の走行を十分に楽しんで帰ってきた。
帰ってきたというか、生き延びたっていうのが今日の感想だった。
どの写真も一度Googleフォトにアップロードした物を使用しているので、元の写真の方が多分よく撮れていると思う。
おもしろいのは補正をかけると納得いかない出来になるのが多いという事。
補正をかけると鮮明な感じになるけど記憶ではそうじゃなかったという写真が出来上がる。
今までは補正をかけた方が記憶に近いけど違う写真だったのだ。
明日は筋肉痛で一日お休みの予定。。。