10月14日のツーリング 雨から紅葉ハント
天気予報は雨だった。
通常天気予報が雨で走り出すことはないし、雨が降っていても走り出すことはない。
自分は雨の楽しみ方をまだ知らないから。
ただ、今日のように目的地の天気予報が晴れるとなっていれば走り出す時もある。
大変珍しいけど。
冷水峠に到着した時点ですでに降り始め、赤井川村の道の駅で盛大に降ってきた。
降るのはわかっていたので走り出す前からフル雨具装備。
南に向かって走ってるんだけど雨雲が南西から北東方向に伸びていて(→こんな感じ/)、何度も降ったり止んだりを繰り返す。
多分あと数日でさらに色付くと思われる。
週末が晴れるなら狙い目。
倶知安からr478→r97で一気に南下して豊浦の道の駅へ。
今日も弁当という名の固形食料を持参していたので、自販機で飲み物を買って食べていたらナンシーが………
とりあえずナンシーは冷たく追い払って、地獄に落ちろって呪いの言葉をプレゼントした。
そのナンシーおじさんは特に気にする風でもなく自販機に話しかけ始めてたので、ああ、そういう人なんだなと思ったけど、このご時世なので色んな意味で食事中の人間に声をかけるのは止めたほうがイイ。
豊浦の道の駅では雨雲レーダーと空模様をにらめっこ。
雲はこれから向かう洞爺湖方面に流れていく。
反対方向ではすでに晴れ間が広がっているけど、逆方向はどんよりしてる。
多分20分くらい待って、雨が上がって出発した。
道道578号 13時31分
海の向こうに見えるのは羊蹄山ではなく駒ケ岳。
紅葉の見頃はあと一歩という感じで、こちらも今週末が晴れるなら期待してもいいだろう。
そうじゃなくてもオートバイを止めて自分の目を釘付けにし、時間を忘れさせるには十分だった。
月浦展望台にも立ち寄ってから
月浦と湖畔の撮影ポイントへ。
書いてる途中でGoogleフォトの貼り付け機能がうまく動かなくなる。
アップロードはされるのに記事に反映されない。
何度もアップロードしたおかげではてなフォトライフの容量は圧迫される…
困りましたねぇ。。。
湖畔は暖かいので紅葉はもう少し。
落ちてくる葉をバシッと弾きながら湖畔をオートバイで走るのはもう少し先。
壮瞥町の道の駅でおみやげを購入し、今日のもう一つの目的地へ。
北湯沢 長流川の大楓 15時31分
見えた瞬間ガッツポーズした。
雨の中オートバイを走らせてきた甲斐があった。
しかし現場までの道は草刈りをしていない。
今日は草刈り用具も持ってきていないので藪こぎする他なさそうだ。
入口は相変わらずの有様。
現場入口
しかし、入ってみると有志が踏み固めた細い道があるので河原に降りるのはそう難しくなかった。
今日は雨だったので虫もおらず、全身完全防水仕様の装備なら気にせず奥まで進める。
そうじゃなきゃ無理なので見たい諸兄は装備を整えるか草刈り機をご持参下さい。
大楓は川面に面している葉は真っ赤になっていたけど裏側はまだまだ緑。
もしかしたら今年は一気に赤くならないのかもしれない。
それでも。。。
今年も綺麗に色付いてくれてありがとうと。
分かる人にはわかる。
蔓植物の侵食を受けていることが。
天敵の蔓植物に文字通り絡まれていることが。
ナンシーおやじよりもよほどやっかいな絡まれ方をしているので、次回はノコを持参して根本から伐採に勤しみたいと思っている。
すでに伐採に勤しんだ参道階段の方は……素晴らしい。
この鳥居横のカエデに巻き付いてた蔓植物を伐採したのは本当にヨカッタ。
何年か前の自分に感謝したい。
帰りは樹生さんのブログを見て寄りたくなった羊蹄山ビューポイントへ。
行きと帰り、そして途中で何度も見る羊蹄山。
今日は見えたり見えなかったり、見えてもその姿は様々だった。
そこかしこに停車してる車。
みな、羊蹄山を見ている。
走らせる人達を止まらせる美しさがあった。
これはほぼ羊蹄山の真東から撮影した写真。
火事じゃない。
留産から道路の向きが変わって裾野に夕日が沈没していく様が燃えているように見えるだけ。
帰路を急いでいたけど自分もとうとう止まってしまった光景だ。
やや多かった同士とあっという間に沈んでいく夕日を眺めていた。
294キロ走行で今日はおしまい。