此先松倉

不運(ハードラック)”と”踊(ダンス)”っちまう「間の悪い男」「バッドタイミングマン」「運の値がゼロ」「星回りが軌道計算外」「本厄よりひどい後厄男」

4月22日のツーリング 曇寒走試湖

寒の戻り。

道東では雪の知らせ。

天気予報は晴れ。

外に出てみると一面の曇り空。

 

f:id:konosakimatukura:20210209043035j:plainもしもしプxxルですか?札幌管区気象台にグン○ニールお願いします。

 

 

 

中一日で走り出したのでCB1100はお休み。

今日はTW225で走り出す。

定刻出発、行き先は洞爺湖

 

 

走り出してCBでそうだったようにリーンウィズから試してみる。

そうするとTWは驚くほど滑らかに走る。

とても自分が運転しているとは思えない。

 

どうなってんだこれは…?

 

うまく行っていても何かがおかしいと思ってしまう。

自分の何かがおかしいと思ってしまう。

疑問はそのままに解凍されたか確認のため冷水峠を駆け上る。

 

何の問題もなくコーナーは曲がり切られ車体は滑らかにロールした。

目の前の晴れ予報でここまで曇りきった空模様と同様に、自分の中に疑問の雲が一杯に広がる。

 

どうなってんだこりゃ…? と。

 

 

 

冷水峠は展望所までは行けるけどその先の道路はまだ雪が残っている。

一つ目の残雪は超えられたけどその先の残雪は無理だったので引き返した。

駆け上ってきた冷水峠を駆け下りると上りと同様にうまくいっていよいよ不安になってきた。

CB1100ではここまでうまく外足荷重のリーンウィズにならなかった。

車体の特性でそうなっているのか乗っている人間がダメなのかその他の要因か?

心当たりはもちろん乗っている人間がダメっていうケースなんだろうが、うまくいっているならその要因を掴みたかった。

 

 

 

 

 

R393で倶知安町に向かう。

サミットの樺立トンネルで気温は2度。

しかし今日はももひきにオーバーパンツを履いてカイロを3つも仕込んでいるのでぬくぬくだ。

あちこちで火災が発生するほど乾燥した冷たい空気がオートバイのエンジンを調子よく回転させる。

冬の間にボコボコになったR393をぼくは加速した。

 

途中でジオグラフィカのログを確認すると前回同様に取得できていなかったのを確認。

裏でマッピングというGPSログ取得系のアプリを起動していてもダメだった。

 

 

倶知安町からR276で喜茂別町へ。

京極町から雲がなくなりはじめて羊蹄山はその美しい山頂を見せるようになった。

更進の羊蹄山ビューポイントで山頂が見えたので急いで止まって写真を撮ったら雲がかかってしまう。

よく見えるようになったのは山麓を東から南東へ移動したあたり。

喜茂別町から先は雲ひとつ無い青空が広がった。

 

R276からr695を経由してR453へ。

いつも洞爺湖を周遊してから抜けるルートを往路にしてみた。

前日にルートを考えていてふとこのルートをあまり使っていない事に気付いたので。

 

壮瞥町でR453から道道へ。

r922からr519とつないで滝之上から洞爺湖へと入った。

湖沼のたぐいは時計回りが原則なので自分にしては珍しく洞爺湖を南岸から走り始める。

 

今日も風は強かったけど洞爺湖畔はそこまでではなかった。

そして暖かい。

風がちょっと冷たくて気持ちいほどなので気温はずいぶん高かったのかも知れない。

それでも完全防寒装備で暖かいと思うほどなので、普通の人なら十分寒かっただろう。

洞爺湖南岸から西岸はリゾートホテルが建ち並ぶ観光地でほんの数日前でも結構な人手だった。

それが今日は閑散としていた。

後で知ったのだが新型コロナウイルスの感染者数が増大しているのが多分原因だったと思う。

なので人気のない公園をフルフェイスヘルメット+レインコート+オーバーパンツ+ごつい冬用グローブを装着して歩き回っても大丈夫だった。

人も少ないし肌の露出も少ない。

色んな意味で誰も近寄ってこないし自分も近寄ろうとしない。

 

 

最初は善光寺へ行こうと思っていた。

暖かい善光寺ではもう桜が咲いているんじゃないかと思ったから。

しかし一面に広がる青空を見て善光寺はまたの機会にってことにしたのだ。

自分は桜が好きなわけでもなかったのでこれでよかった。

 

 

いつもの場所に立ち寄って写真を撮ると中島の上に真っ白な月が見えた。

 

閑散としていたとうや水の駅。

裏手の湖岸にも誰もいない。

波打際………ちょっと風が強いので波が打ち寄せるけど、遠くは凪いでいる洞爺湖

東岸は回らず北岸から洞爺湖を離れる。

R230でルスツへ、r257からr97で京極まで戻るルートにした。

 

 

 

帰りの中のこと。

ずっとリーンウィズで走り続けて気がついた。

シッティングの外足荷重のリーンウィズとスタンディングのリーンアウトには通じるものがある(※自分だけの感想です)

その要領でリーンウィズでコーナーを曲がると外足に荷重が集中し内側の足が完全にフリーの状態になった。

ちょうどリーンインで曲がっているのと逆の感じになる。

それはリーンアウトとは違うの、、、と言われると上半身の使い方が違うので多分違うんじゃないかという頼りない意見しか出てこなかった。

 

意見は頼りないがライディングの方は今までとは比べ物にならないほど圧倒的な滑らかさでコーナーを曲がっていく。

狙ったラインをゆるく滑らかに曲がっていく。

困ったのはコーナーが連続した時で、自分はまだこのフォームのカウンターアクションがよくわからないので切り返しでもたついてしまう。

逆操舵が正解なのかもしれないがそこは帰ってから検証し後日の楽しみに。

 

 

 

毎回同じ場所を訪れて楽しい。

訊かれる前に答えてしまう。

あまりにも続くとどうかと思ったが楽しさは増した。

多分もうちょっと続く。

 

 

 

※追記

樺立トンネル帰りも気温2度

R393ただいま傷んだ箇所を補修中