此先松倉

不運(ハードラック)”と”踊(ダンス)”っちまう「間の悪い男」「バッドタイミングマン」「運の値がゼロ」「星回りが軌道計算外」「本厄よりひどい後厄男」

6月19日のツーリング 涼走走暑風花長閑

結局どのくらいの時間から雨が降るのかはっきりせず、夕方には退院するTWを引き取りに行かなければならなかったので洞爺湖へ…

洞爺湖の南岸あたり。

温泉街のさらに南側あたりをちょっと詳しく探索しようと目論んでいた。

外国人観光客も国内観光客もいない今のうちに、と。

しかし冷水峠まできてみるとお天気がよろしくない。

 

 

気温もいまいちなうえに今日は土曜日って事で道路上にはあやしい運転をする車が溢れかえっていた。

それを狙う取締り車両もまた多かった。

 

ひとまず冷水峠を往復してみるとシフトアップ不良の症状は出ないし、オートバイによく乗れていたのでそのままR393で倶知安町まで走ってみた。

道中ご安全に走ってみたけど赤色回転灯を装備した速度取締り車両はいなかった。

新庁舎が完成して旧庁舎を絶賛解体中の倶知安町役場。

 

8月31日までにはぶっ壊して更地にする予定らしい。

更地にしたあとは役場の駐車場にするのか、ほかに予定があるのかはわからない。

 

役場近くのセコマで新発売のパン『ずっしりロール メンチカツ&焼きそば』というヤツを買ってみる。

 

 

1個で激しくお腹いっぱいになる。

ツーリングの途中には食べない方がよい代物に入り込んだ。

カレーと豆パンと蒲焼きとずっしりロールはツーリングの途中に食べたらダメなものだ。

セコマから出るとオートバイを止めてる枠線内に自転車が止められてて、そのまま発進して出られなくなっていた。

もう諦めてる。

土曜とか日曜に走るって事はそういう事も含めてるので。

もちろんコンビニの駐車場で食べたりはしない。

倶知安町から見て西側の空しか晴れてなかったので、r604を走って岩内方向へ抜ける即席のショートツーリングルートを考えてみた。

ずっしりロールを食べながら。

 

 

 

 

みなが昼食を食べる時間よりも前に自分の腹の虫は騒ぎ出すので、みなが昼食を食べてる時間帯には走り出している。

そのためかr604は最初から最後まで単独走行。

かつてこれほどまでにCB1100でr604を思うがままに走れた事はなかったYOというくらい走れたので満足した。

路面と曲線に対して可能な限り適切な操作を行えました、、、3つくらい問題のあった箇所があったので、減速についてもうちょっと今シーズンは詰めたいと考えさせられた。

 

 

 

ツーリングマップルよりも自分向きのディープな探索箇所が刻印されているグーグルマップ。

岩内町は町のメインストリートが国道沿いの商店街から八幡通り沿いの郊外店舗に移ってしまった、岩見沢市と似たような感じになっている。

血で血を洗った挙げ句骨肉の殴り合いと化している岩内町内のコンビニ戦争を眺めながら、ちょっと暑くなってきた中をゆっくりと走って岩内神社へ。

 

 

神社のたぐいをグーグルマップのナビを頼って向かうと参道の入口じゃない場所に案内されることが多い。

出来れば神社のたぐいは参道の入口を見てから入りたいと考えてるのに、いきなり社殿の方に回されるとちょっと変な気分になってしまう。

祭神は稲荷じゃなければ…というわけの応神天皇なんだけど、始まりは漁業豊漁海路守護神としてイチキシマヒメ(市岐島比売神)を祀ったのが始まりとの由。

稲荷は合祀したあ! というのも賽銭箱の横に置いてある参拝のしおりに書いてあるので気になった諸兄は現地までドウゾ。

 

大きい神社で例大祭はとても賑わっている。

例大祭の時にツーリング途中で迷い込んでえらい回り道を強いられたのでよく覚えている。

印象的だったのは境内のあちこちに配されていた風鈴で、今日はやや風が強かったので涼しげに鳴っていた。

CB1100を鈍行させると暑くて死にそうになるので、腰掛ける場所があったらちょっと涼んでいたかもしれない。

参道の階段に腰を下ろしてもよさそうだったんだけど、下から人が登ってきたので退散した。

ちゃんとスタンダートな方法でお参りした挙げ句、10円玉一枚にオートバイの故障がこれ以上起こりませんようにって願掛けしといた。

 

TW225を迎えに行ったらさっそく水難(液体系のトラブル)が発生したのでご利益はなかったらしいが

 

 

 

 

もうちょっと見て回ろうかということで神社巡り。

 

駐車場は砂利仕様だったのでちょっと焦る。

こういう時TWだとサイドスタンドの接地面が幅広仕様で助かるんだけど、CB1100はヒールの先ですかってくらいの細い仕様なので容赦なく地面にめりこんでいく。

対策用の木の板を持ち歩いてるんだけど、箱の中から出すのがめんどうだっていうので自分もサイドスタンドの先を改造したほうがよさそうだ。

 

そのカエデ、秋になると何色になりますかって訊きたいくらいのカエデ。

他にもちょっと色々見て回ったりした箇所があったり

共和町の幌似鉄道記念公園も探索箇所だったんだけど、すっかり忘れていた。

R5の稲穂峠を降りてr1022で銀山の方へ抜ける。

水田の中をただまっすぐに走り続けるだけの道。

二重カルデラの外縁部になっているこの道がじつはすごく好きだった。

たまにしか来ないけど。

意図的だったのか自然的だったのかはわからないけど、銀山地区の水田の一番外側の部分はニセアカシアの木がずっと続いている。

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外来種なので本来はこの場所になかった木だ。

幹はあまり太くならないけど同じ場所に何本も生えることがあり、大きな木のように感じることがある。

背は高く、花は香り高い。

良質なはちみつが採れるので一概にダメだってわけではないけど、確かマメ科に属していて繁殖力が強い。

草も生えないような土地でも根を張って伸びることがあるくらい。

 

 

自分が花見って言葉を使うと見るのはこの木の花って事になっている。

夜のほうが花の香が強いけど、早く咲いた花はそろそろ散っていく。

木の下でその散り様を見ていた。

時には雨とか風で一気に落花して残念な年になることもあるけど、今年はこうして眺めることができた。

 

 

 

クランクケースから離れてる脛がエンジンの放射熱で熱いってレベル。

すでにそういうレベルなのでレザーチャップスが予定より早く戻ってきてくれる事を願っている。

そりゃクランクケースの間近にあるクラッチレリーズは熱々になるだろうさ。

ちょっとしか走らなかったけど内容が濃かったので満足度の高いツーリングで、きょうはおしまい。