夕日茜走 10
見事なモデルナアームが完成して48時間経過前にやってられなくなってロキソニンを飲んだ。
47時間くらい経過しても痛みが酷かったので親知らずを粉砕抜歯した後に襲ってくる痛みすらも緩和可能な、歯科口腔外科処方のロキソニン(大)で緩和してやった。
56時間くらい経過したら腫れは引いてきたけど痛みはまずまず。
注射を打った箇所は赤くなっている。
多分明日には完治してるんじゃないだろうかという次第。
そんな状態で走ったのかというと、走ってきた。
腕を前後に動かす分には痛みはないのでオートバイに乗るにはあまり関係がない。
ワクチンを打った日とその翌日は会社から休日シフトを強制的に割り振らていて、9月の貴重な晴れの日を2日にわたって消費してしまう。
ただ寝てるだけ。
さすがにただ寝てるだけで終わらせるのは悲しみが深すぎたので、ガレージでCB1100のスロットルパイプを交換してた。
そろそろハンドルグリップが摩耗しすぎてツルツルになっていて、アクセル操作に付いてこなくなっていたので、何年も前にヤフオクでハンドルバーエンドのおまけに付いてきた中古のグリップ付きスロットルパイプに交換してやった。
スロットルパイプを引き抜くには散々な手間がかかり、、、できれば思い出したくない。
ワイヤーのクリアランスがほぼなくてスロットルパイプからワイヤーを抜くのに散々苦労した。
ワイヤーホルダーがスイッチボックスと一体式のホンダタイプにも苦労させられたけど、ワイヤーを緩めるにはスロットルボディ側のナットを緩めるとか
タンクを外してエアクリボックスを外さないと不可能とかやってられない
このためワイヤーにマイナスドライバーを引っ掛けて無理くり伸ばして何とかタイコ部分を外すことに成功する。
スロットルパイプを引き抜くとハンドルバーはサビだらけ。。。
ハンドルの一部にサビが発生していて、そのサビがアクセル操作でスロットルパイプ内に拡散されたらしい。
ハンドルバーの中にバランスウェイトが入ってるんだけどそももきっとサビサビだろう。
サビの方は防錆処理をしてシリコンスプレーをハンドルと取り付けるスロットルパイプ内に吹きかけて差し込む。
ついでにブレーキレバーを純正に戻してみた。
特にレバーに問題はなかったけど純正のレバーの方が軽かったので何となく。
スロットルパイプの組み付けもやや地獄を見て何とか・・・
自分の作業なので何か失敗している、おかしいと感じた部分は中躊躇なくやり直しと確認を行って終了。
今日はそのテスト走行という次第。
中古だけど新しいグリップはアクセル操作に問題がなく、アクセルの遊び調整をちゃんとやったお陰で以前よりもレスポンスが良くなった。
左のグリップも交換しなきゃならないんだけど。
もう夕日の沈む早さに間に合わない。
太陽は岬のはるか左側に沈んでいる。
赤井川村に行ってからくると夕焼けそのものに間に合わないので先に寄った。
オートバイのテストの他にライディングのテストもしたかったので冷水峠に。
今の自分ならDポイントで曲がれるんじゃないかっていうテスト。
テストの前の冷水峠の手前でセンターラインを大幅にはみ出して曲がってきた車に引っ掛けられそうになったけど。
いつもの事なので余分にマージン取っておいてよかったデス。
自分はまだブレーキがショボいので直線で加速しない方向で。
加速すると減速するのが難しくなり、減速が難しくなると全てが難しくなるのでまずは加速するのを諦めるところまではやっていたので、その先へ。
Dポイントでくるっと曲がれる。
減速に成功するとコーナーに吸い込まれる感覚が得られるので、そこからキュッとやるとくるっと曲がれる。
もうちょっと詳しく文章にして下さいって意見は却下して、上の埋め込みリンクから樹生氏のわかりやすい文章をお読み下さいという次第。
コーナーの回り込みが予想以上にキツかったら自分ならリアブレーキを踏みっぱなしで曲がり切るけど他の人ならどうでしょうかね。
展望台は珍しく先客がいた。
18時13分
見えるとは思ってなかった羊蹄山。
真っ暗になるのでカルデラ盆地の中には降りない。
茜から藍に空の色が変わって、今日はおしまい。