現実開放環境下で擬似的なタイムリープを繰り返すことは可能なのか
現実開放環境っていうのはこの場では現実世界と同義語って事で。
仮想開放環境としたならば、映画「マトリックス」のようなもの。
閉鎖環境というのは大きい物ではスペースコロニー、小さな物ではシャーレやフラスコの中なんて物を当てはめてもイイ。
箱の中、モルモット、実験施設、閉じている、など。
映画「マトリックス」は現実的にも仮想的にも閉鎖環境…というネタバレをさらっと書いてみよう。※見てない人はゴメンナサイ
タイムリープって言うのは漢字で書くと時間跳躍を当てる事が多い。
物質(人間を含む)を時間移動させる場合と、精神(意識や記憶など)を時間移動させる場合とでは呼称が異なる…らしい。調べてて初めて気付いた
擬似的なタイムリープというのは、
実際には対象者の現実世界では通常通り時間経過しているが、
対象者(複数も可)の周辺環境や精神を操作する事により、あたかも同じ時間を繰り返しているようにするというもの。
手っ取り早い擬似的なタイムリープの例は
閉鎖環境下で周辺環境及び精神を特定日時の状態にリセットするというもの。
方法は薬物から電気信号などそれっぽいものから、全没入型シュミレーター(所謂マトリクス)みたいなSFチックなものまで色々ある。
擬似的なタイムリープを繰り返すことは閉鎖環境下ではそれほど難しくはない。
現実でも仮想でも限られた制御可能空間内であればそれほど難しくはなく、大事な話として設定として無理が少ないので話が破綻しづらいのである。
これに対して開放環境下での擬似的なタイムリープが難しいのは、、、
例えば
地形的に閉鎖されていると考えられる盆地内の集落の6月11日から7月11日までを、50年間で200回以上対象者にタイムリープさせている(擬似的なタイムリープ)と思わせることは可能なのか?
という問題に対して、自分は不可能じゃないけど相当苦しい展開になると答えた。
開放環境下では時間経過に伴う周辺環境の制御が不可能な部分が多く、季節の移行や天候の違いで容易にタイムリープしていないと対象者が気付く可能性が大きい。
ナノマシンの大量散布によってテラフォーミング並みの環境改造をしてるんだよ…という何でも設定だと可能なんだけど、そこまで出来てしまうと何でもありありになってしまうので難しいよねっ てところまで考えてみた。
面白いタイムリープものの作品を読んでいて、途中で重箱のすみをつつくような真似はせずに読み終えてからつつきまくってみた次第。
こんなくだらないことを考えられるほど仕事が暇だったんだけど、もう自粛は終わりだあ!って感じの人が最近は多くてなかなか忙しくなってきたので、厳しい現実に戻ろうと思う。