灯油ファンヒーターの気化器ニードルを清掃
寒波に見舞われている北海道。
そんな中で清掃したファンヒーターがまたしても不調。
不完全燃焼を繰り返しE03エラーを吐き出す。
部屋は不完全燃焼した灯油の香りでいっぱいになり目が痛い。
こいつはやばい、やばすぎるよ。
人体に有害なのは言うまでもなく、匂いが部屋の中の全てのものに付着するし、この寒さの中でストーブが使えないのは死を意味する。
というわけで嫌々ながら再度ストーブを分解開始。
クソ寒い部屋の中を電熱ベストの暖かさを頼りに開始でござるよ。
問題の箇所は気化器のニードルと言われている部分。
オートバイのキャブを思い出させる部分。
基本的に水難持ちの自分はあまりさわりたくなかったのですが致し方なし。
動画ではモンキーレンチを使用していますが自分の整備でモンキーレチンが使われたことはないので一般的なオープンレンチを使用。
サイズは10ミリでした。
インチサイズとか水道用の特殊サイズじゃなくてよかったし、そういうサイズを扱うならモンキーは有効なんですが。
動画を見ながら同じようにバラしてニードルを引き抜くと絶望。
・・・・・しばらく言葉がなかったでござるよ。
煤で真っ黒になっているのではなく、煤が堆積付着してニードルの径が変わってしまっている。
先端の極細部分も同様の状態。
このニードルはどうやら前後に動くらしいのですがこれじゃ動かない。
さらに先端が詰まっているので灯油を過剰放出しているらしくエラーが出るという状態。
直す方法はペーパーをかける。
600番のペーパーでどれだけの時間磨いていただろうか・・・
磨いても磨いても落ちない部分があってすごく面倒。
さらに寒い部屋の中で腰に負担のかかる体勢で作業していたので非常にきつかったです。
先端部分は気を使って磨きましたが結構強度があるのでもうちょいグリグリ磨いても大丈夫だったかと。
後悔したのは燃料供給パイプのナットを緩める時にマーキングをしなかったことで、どれくらいの力で締めればいいのかわからなくなった事でした。
ま、適当に締めても大丈夫そうなのはこれを書いているので間違いありません。
元に戻して点火させると問題なく動いて部屋も自分もホッとした次第。
暖かいのは最高。
早く寒波いなくなって。